偶然の出会いから始まる、名前も知らない年下アイドルとお風呂場で秘密の…♡ (Page 5)
「あっ…そこっ…あぁっ!」
腰に響く律動がだんだんと速くなる。
「あん…ああ…!」
余裕のなさそうな彼の顔にまたドキドキする。綺麗な顔の眉間に少し皺がより、荒い息がかかる。
「やっ…あぁっ…んっ!」
「お姉さん、俺もう…」
イキそう、とつぶやかれて、私の頭の中では「イキそう?」「イキそう」とこだまする。
「イくっ…わたし、もう…!」
「一緒に…イこっ…!」
大きく突かれた衝撃で私はビクッと体を震わせた。私の中で彼もイッた。
はあはあと大きく2人で息を吐き、ぎゅっと抱き合う。
「あ…私…」
「あの…俺…」
どちらからともなく手を取り合い、同時に言葉を発した。
『名前が…!』
年下アイドルと名前も知らないうちから秘密ができちゃいました。
私たち、まずは自己紹介から始めます。
Fin.
全部良かったですね❗️選べません
鈴木多美子 さん 2022年7月19日