「沢山可愛がってあげるからね」って麗しい御曹司に言われて、断れる女の子なんて何人いるんだろう (Page 3)
首筋に唇が触れ、全身の力が抜けていくのを感じた。
「僕のモノってスグ分かるように印をつけておこうね」
鋭い痛みが首筋に走る。
「綺麗だね。花が咲いたみたいだ」
慎一様が嬉しそうに何度も首筋をなぞる。
「キレイ…ですか?」
「うん、綺麗だ。綺麗だよ、莉音」
そう言うと慎一様は、優しくキスをしてくれた。
唇が触れ、口内を侵され、酸素が薄くなる。
頭はボーッとしてきた頃。
ようやく唇が離れた。
「莉音、沢山可愛がってあげるからね」
「あっ、ありがとうございます」
(それって、どういう意味だろう…)
思考回路が上手く働いてくれない。
「お風呂あがりだから、オイルを塗っておこうか」
甘い香りのするオイルを、慎一様が手に取った。
「オイルが付いちゃうから、脱いでおこうね」
スルリとネグリジェを剥ぎ取られる。
腕に、脚に、胸に。
慎一様の指が触れる。
「んっ」
思わず声が出てしまい身をよじる。
じらすように、愉しむように。
慎一様は、何度も私の肌に指を滑らせた。
「あふっ…」
少しずつ刺激が強くなり、体が熱を帯びる。
「莉音は、声まで可愛いな」
慎一様の囁きに、耳が熱くなるのを感じた。
優しく乳首をなぞってコリコリと指で弄ばれる。
「あぁっ」
思わず声が出てしまった。
「ふぅん、莉音はここが好きなんだね」
慎一様は嬉しそうに、私の胸に丁寧にオイルを塗り込んでいく。
「あっ…んっ」
「気持ち良い?」
「…良いです」
「じゃあこれは?」
「あぁっ」
乳首を吸われて、甘いしびれが全身に駆け巡った。
「莉音は敏感だね」
弾んだ声に、褒められたみたいで少し嬉しくなった。
「ほら、脚を開いて」
「えっ…」
「まだ塗ってない所があるだろ?」
「…はい」
言われるままに脚を開く。
「あの、恥ずかしい…です」
小さく抗議してみたけど。
「ふぅん反抗するの。じゃあ自分で開いてよ」
と取り合ってもらえなかった。
「ほら、早く」
促されて、おずおずと指をあてる。
「ちゃんとクリトリスが見えるように剥き出しにして」
「はい…」
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