エッチが苦手なぽっちゃり女子が年下彼氏の甘いエッチに溶かされる。
ゆかは彼氏の福沢くんとエッチができずにいた。大きい胸も好きじゃなかったが、最近では腰回りにたっぷりとついた贅肉が気になって彼の前で脱ぐことができない。いい雰囲気になっても逃げてきたがそれもそろそろ限界で遂に彼の前で脱ぐことに。
福沢くんがじっと目を見つめて来る。
「ゆかさん、今夜は一緒にいてくれるんですよね?」
福沢くんは会社の後輩で付き合って5ヶ月になる。
お泊まりデートはまだしたことがない。
それもこれも私が急激に太ってしまい、とても人前で脱げる身体じゃないせいだ。
何となくはぐらかしてきたけれどそろそろ限界みたい。
日本酒が美味しい居酒屋デートの最中だった。
「俺、ゆかさんとキスより先のことしたいです」
「ちょっと福沢くん!酔ってるのかな!声大きいよ」
慌ててお会計をして店の外に出た。
福沢くんは背が高くガッチリ体型なので一見しっかり者に見えるけど、甘えん坊で少し抜けたとこがあり放っておけないタイプ。
「ゆかさんごめんなさい。でももう我慢できないんです」
後ろから抱きつかれると既に福沢くんの下半身は存在を主張している。
「え!いつの間に?」
「好きな人と一緒にいたらこうなります」
人目も気にせず抱きつかれたまま耳元で囁かれる。
低い声にキュンとしてしまった。
「わかったから。とにかく移動しよう」
人通りが多く誰もカップルのイチャイチャなど気にしていないとは思うが恥ずかしい。
*****
勢いで近くのラブホテルに入ったがこの後どうするんだっけ?
自分で入ったもののあまりに久々の状況に右往左往してしまう。
「ゆかさんこっち来て」
今度は正面から抱きしめられる。
「本当に嫌なんだったら言って、ゆかさんが嫌がる事はしたくない」
「イヤなんじゃなくて、その…」
「うん」
福沢くんは優しい。ちゃんと私の話を聞いてくれる。
「その、太ってるから脱ぎたくないの!」
「え、それだけ?」
「それだけって!それが一番重要じゃん!元々太ってたのに付き合ってからますます太っちゃったんだもん。デブだって嫌われたくない」
「嫌いになりませんよ!俺ゆかさんのご飯食べてる姿もこのプニプニも大好きなんです」
そう言って肉の反発を感じるように抱きしめている腕に力を込めてきた。
「あぁたまんない。生で触らせて」
「なんか変態っぽい言い方」
「そうかも、俺ゆかさんのプニプニ感じるとすぐ勃っちゃうんですよ」
ニヤニヤしながら私の手を膨らんだ下半身に押し付けた。
「ゆかさんの裸見たいな」
福沢くんの甘えた声にまたキュンとしてしまう。
「お風呂入ってから」
「えー、じゃ一緒に入る?」
「恥ずかしいからダメ」
「今日のところは諦めるけど、いつか一緒に入ろうね」
そう言うと、チュッと優しくキスをしてシャワーへ向かった。
普段甘えたな福沢くんがなんだか大人の男に見える。
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