義兄に弱みを握られた私は、夫の出張中に… (Page 2)
ブラジャーからはみ出した乳首をぎゅっと摘まれて、思わず私は身をよじって喘いだ。夫とは決してセックスレスとかではないし、特段急いではいないものの子どもも授かれたらと思って夫婦の営みをしている。
「へぇ、じゃぁ…芽衣さん、勇次に中出しされまくってるんだね」
「け、恵一、さん…」
けれども夫との行為は、よくも悪くも平凡だった。私も夫も性経験は豊富な方ではなく、変わった性癖等も持ち合わせていない。本当に普通の、スタンダードなやり方だけでお互い満足しているつもりだった。
「今日はちょっと刺激的なことをしようよ。勇次とはできないようなこと、俺が教えてあげる」
そう言うと恵一さんは自身のベルトを引き抜いて、私の両手首を素早く背中で括(くく)ってしまった。そして下半身は下着一枚まで脱がされて、床へしゃがむよう命じられる。
「舐めて」
唇のすぐ前に突き出された肉棒。その赤黒い勃起は見慣れた夫のものよりも性欲が剥き出しのような、ギラギラとした雄のオーラを放っていた。
「もっと奥まで咥えてよ。まぁ、人妻なのにウブな感じも、それはそれでいいけどね」
「ン、ぐぅ…ふ、ぅ…」
逃がすまいとばかりに後頭部を抱えこまれ、腰を押し付けられながら揺すられて。息苦しさの中で微かに芽生えた恍惚に内股を擦り合わせながら、私は必死に奉仕を続けた。
「ッ、はぁッ…ぁッ…」
唇から喉まで居座っていた肉塊が引き抜かれた刹那、私の顔面には生温かい液体が降り注ぐ。粘ついた白濁が鼻筋や頬に垂れるのは不快なはずなのに、私の中ではイヤラシイ雌が産声をあげていた。
「乱暴にされて感じちゃった?」
笑いながらそう言った恵一さんは拘束を解いた私の腕を取ると、引っ張りあげるように立たせて、ソファの後ろ側へと導いていった。背もたれに手をかけて、お尻を突き出すような姿勢を取らされる。
「ッンッ、ぁッ、ぁぅッ…」
ずらしたパンティーを押し退けるようにして、恵一さんの舌が私の秘部を這いずり始めた。熱っぽい吐息、無遠慮に小陰唇を食む唇。尖らせた舌先がクリトリスを刺激し、さらには割れ目へとねじ込まれて中まで蹂躙(じゅうりん)されていく。
「ンぁ、ンぁ…は、ぅ…イッ…イッ、く…」
震えるような喘ぎ声を漏らしながら、気付けば私は絶頂していた。気持ちよさのあまり腰がひとりでに跳ね、太腿の痙攣が止まらない。しかし恵一さんからの愛撫はこれだけでは終わらなかった。
「あぁぁぁッ、ぁ…らめ、ぁ、あッ…でちゃぅッ…」
「すごいね芽衣さん、びしょびしょ潮噴いちゃってるよ」
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