義兄に弱みを握られた私は、夫の出張中に…

・作

仕事の出張で夫が留守の間、パパ活でお小遣い稼ぎをしていた若妻・芽衣。ある夜、パパ活の現場を夫の兄である恵一に見られてしまい、夫には黙っていてやるからと肉体関係を迫られてしまう。夫との生活を手放したくない芽衣は、恵一から求められるままに体を許してしまい…

始まりは、冬の終わりの夜のこと。夫の不在時を見計らって、アプリやSNSで知り合った男性たち相手に『パパ活』をしていたときだった。繁華街で偶然にも義兄と鉢合わせ、私の愚行を見られてしまったのだ。後日こっそり呼び出された私は、義兄から肉体関係を迫られることになる。

「勇次には黙っていてやるから、ね?」

夫である勇次の双子の兄、恵一さん。一卵性双生児なので元の顔立ちはよく似ているはずだが、髪型や服装のせいか夫とは印象が違ってみえる。真面目で地味で堅そうな雰囲気の夫に対して、恵一さんは賑やかでお洒落で少し軽薄そうな見た目をしていた。

「芽衣さん、欲求不満? あいつは仕事忙しいし、芽衣さん若いもんね」

夫と私は12歳差の夫婦で、夫が36歳、私が24歳だ。独身時代に勤めていた派遣の仕事を辞めて、夫の希望で専業主婦をしている。恵一さんの言う通り、夫は仕事が多忙で出張も多かった。

「欲求不満とかじゃ、ないです。会ってる人たちと、性的なことはしていません。ただ、専業主婦なので…お小遣い、増やしたくて」
「勇次、金くれないの? あいつ稼いでるでしょ…あれか、いわゆるモラハラとか経済的DVみたいな?」

恵一さんの言葉を必死に否定して、私はしおらしく俯いた。家計は私に任せられており、経済的にも十分な余裕がある。ただ、お金を勝手に使うばかりでは後ろめたかったから、心を軽くしたかっただけで。

「それでパパ活なんだ。若い子の考えることって面白いね。でも芽衣さん可愛いから、稼げてるでしょ」
「そんな、全然…です」
「お金、欲しいならあげるからさ…会うたびにお小遣い。だから俺と、えっちなことありの『パパ活』してよ?」

夫との生活を手放したくなかった私は、恵一さんからの提案を飲むことしかできなかった。また日を改めて、とその日は別れて予定を合わせて。夫の次の出張を見計らって、自宅へ来てもらうことにした。

*****

「ンッ、ぁ…」
「いいなぁ勇次は、こんなにおっぱい大きな嫁がいてさ。芽衣さん、いつも勇次とどんなことしてるの?」
「ど、どんなって…普通、の…」

二人きりになるなり、恵一さんは私に抱きついてきて服を脱がし始めた。夫と夜を共にしている寝室はどうにも抵抗があったので、場所はリビングルーム。私の胸をもみしだく手は少し乱暴で、太腿には既に硬くなった男根が擦り付けられていた。

「もしかしてレス?」
「そんなこと、ないです…」
「子作りは? 結婚してそろそろ一年、でしょ?」
「し…してます、けど」

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