閉店後のエステサロンでオーナーと私は… (Page 3)
「ぁ、ぁッ、はぅぅ…岩瀬、さんッ…」
「もう我慢できませんか? まだ、時間はたっぷりありますよ」
ねっとりとしたクンニで再び果てさせられた私は、恥をしのぶことすら忘れて挿入をねだった。そろそろ排卵日だから、今日はきっと子宮が下がってきている頃だろう。体の奥底で、欲しがり屋な私の雌が潤々と疼いていた。
「すっかりとろとろで柔らかいですね」
視覚を奪われている分、より敏感になった肉体はどこもかしこも熱を帯びて汗ばんでいる。肛門の方までだらだらと愛液を垂れ流しながら、くぽくぽと動く膣を突き出して私は岩瀬さんを待ちわびた。
「ひぃぅぁ…あぁぁ…ンぁぁン…」
「今日はポルチオをたっぷり…好きなだけイッていいですよ」
太ましい雄にずぶずぶと胎内を埋められれば、私の肉欲はさらに加速する。私自身も含め、多くの女性客が健全に利用しているマッサージサロンで、こんなにも濃厚なセックスが行われている事実。選ばれた客という優越感、女性でありながら風俗を利用できる新鮮さ、そして背徳感を抱えた特別な関係。
「あぁぁッ、ンぁッ、ぁぁ、あッ…」
「しっかり締めて…そう、上手ですよ」
小さく軋む施術台をよそに、私はさらに大胆になって全身で岩瀬さんを求めていた。突き入れられる肉棒、その先端が私のポルチオを刺激して快感を植え付けていく。
「ひぅッ、あぅッ…あぁッ…」
岩瀬さんのピストンは、ただ出し入れするだけでもなければ、乱暴に奥だけを突くわけでもない。リズムと調和がとれた程よい律動、そして肉筒全体を面で撫でるような密度の高い愛撫。溶け合うような心地よさに、私の体は天国への階段を駆け登っていく。
「イクッ…イ、イク…ひぃぅ、ああぁぁッッ…!」
激しいアクメの渦に飲まれ、私は痙攣しながらぷしゃぁっと潮を噴きあげた。その後もしばらく私は、快楽の波に合わせてぴゅっぴゅと撒き散らし続けていた。
「延長は、どうしますか?」
「…おねがい、します」
目隠しと拘束を外され、労るようなキスに私は溺れていく。明日は仕事も休みだし、今夜は長い長い夜になればいいと思った。
Fin.
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