幸せを運ぶ青い鳥 (Page 2)

蒼さんは僕のパンツをそのまま脱がせると、立ち上がったものを愛おしそうに見つめる。

さすがの僕も自分のものを会って間もない女性にみられるのは恥ずかしくて、顔を赤らめてしまう。

「私ね、こういうことするのが大好きなの。彼氏はいるんだけど、誠実すぎて物足りないの」

そう言うと、僕の上にまたがる様にしてそのまま僕の立ち上がったものを蒼さんの大切な場所の中にずぶ、ずぶと入れていった。

「君のかわいい顔、青い鳥の絵、最高にいいなって思っちゃって」

ちゅっ。そういって一つ口づけをすると、そのまま激しく上下に腰を振り始める。

「っあっ、ああん!みてぇっ!私のおっ、恥ずかしいとこっ!きもち、いい、とこっ!もっと、見つめて!そのきれいな目で!ねぇ、可愛い君に、もっと、もっとぉ、見られたいの…!」

悦に浸った声で喘ぎながら蒼は腰を振り続ける。そして、その速度は徐々に加速していく。

「すきぃ、…っ!きもちいっ…ことっ、もっと、もっとぉ…!」

僕は彼女をもっと喜ばせたいと思って、彼女の胸をがしり、とつかみ、揉み始める。

「あっ!むねぇ!すきぃ…っ!きもぢ…い…よぉぉぉ!いく、いっちゃう!」

蒼さんは嬉しそうに声を上げる。僕もだんだん、込み上げてきた。

「で、でちゃうよ」

僕がぽつりと漏らすと、蒼さんはちゅっ、と小さく僕に口づけをした。

びゅっ、びゅっ。僕のものの中から白い液体が飛び出ていく。

彼女はそれで快楽の絶頂に上り詰め、「あああっ…ああああああああ!」と声を上げた。

*****

「嬉しかった?」

僕は果てた後の彼女に聞く。

「うん、ありがとう。ごめんね?」

彼女は寂しそうに笑って、僕の頭を撫でてお金を渡そうとする。

僕は首を横に振り、無言で彼女を抱きしめる。

「僕、あなたが嬉しいって言ってくれるなら、あなたの隣にいるよ」

例え、それが純愛じゃなかったとしても、幸せを運ぶ青い鳥は、誰かを幸せにするための生き物だから。

Fin.

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