幼馴染の恋人 (Page 2)
そうしてアキと僕は交わった。
ふくよかな胸をやさしく揉むと、彼女は少しくすぐったそうな表情をする。
本当は下着を脱がせるのは恥ずかしかったけど、意を決して脱がせた。
そして、何度もキスをした。
「ねぇ、」
アキが震えた声で脚を広げて、僕に大切な場所を見せてくる。
「一緒になろ?」
僕は彼女をきつく抱きしめて、コンドームを着ける。
「入れるね?」
彼女は小さく頷いて、僕は自分の立ち上がったものを彼女の中に挿入した。
(あったかい)
ゴム越しでも彼女のぬくもりが感じられる。顔が本当に近い位置にあって、僕は照れ臭くなる。
そうして、がむしゃらに腰を振った。
彼女を傷つけないように、けれど、嬉しさと、一緒に気持ちよくなりたいという気持ち。
「きもち、いい、よぉっ!ああっ、だめ、ぇっ」
彼女のかわいらしい声が、二人きりの部屋に響き渡る。
僕はそんな彼女がかわいくて、舌を交えるようなキスをした。
「アキ!好きだ…っ!愛してる…!出ちゃう、よぉ」
「ああっ、ん、いい、よっ、おいでっ、一緒に、気持ちよく、なろ?」
彼女はそう言って僕を受け入れてくれた。
ありがとう。そう思った瞬間、僕のものから白い液体が飛び出した――。
*****
「やっと誘ってくれたね」
アキがくすくすと笑いながらベッドの上で僕にそう言った。
「…照れくさいし、なんて思われるかわかんないし、さぁ」
僕は、彼女に見合う男なのかとにかく不安だった。
だから、言えなかった。
「うれしいに決まってるじゃん。だって好きだもん」
「…僕も…好き…」
ああ、君に似合う男になれるようにもっと頑張らないとなぁ。
Fin.
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