発情期のうさちゃんは好きですか? (Page 2)

*****

「ん…っ、あっ、やっ!」

「相変わらずキスで感じるのは変わんないの」

何回も圭太とはセックスをしてきたから、彼はキスで私が感じることをよく知っていた。

「やりゃ、ぁ…っ!」

「うわ、欲しがってる」

私は少しむっ、とした顔をして見せるが、圭太からすればきっと顔を赤くして、反抗してるように見せてるだけのただの発情期のウサギだ。

「じゃ、お前の弱いとこにキス連打しちゃう」

圭太は私の首に、脇に、乳首にキスを何回も何回もした。

時には激しく、時には吸い付くようなキスに私もつい思わず声をあげてしまう。

そして、私の心の中の思いがついに決壊した。

「…ううっ、圭太!圭太のが、ほしい、よぉ」

「へえ、欲しいの?おねだりしてよ。今日はうさぎさんなんでしょ?」

「発情期、の、わたし、にっ、くださいっ!」

「よく言えました」

圭太はそう褒める。

彼の反り上がったものが一気に私の中に入ってきた。

それだけで、思わず私は「っあっあああああっ!圭太の、しゅきいいいい!」と声をあげて、イッてしまう。

「俺も気持ちよくならせてもらうから」

ぱん、ぱん、肌のぶつかり合う激しい音が響く。

圭太も溜まっていたのか、気持ちよさそうに腰を振り続ける。

「っく、あっ、やっべ、イッちまう…っ!」

そうして圭太はゴム越しに私の中でイッた。

*****

「んで、どうしてここがわかったの」

私はベッドに横になりながら、彼に聞く。

「…調べました」

圭太はそういうと、頭を地につけて謝罪の言葉を述べた。

「あの時は!ほんとくだらないことで!ごめんね!許してください!」

「…もう」

私は一つため息をつきながら、そんな圭太の頭を撫でた。

「でも、コスプレはしないから」

「ええっ、その格好めっちゃ可愛いのに…」

「店の方針だからやってるの」

「頼むよ!また!そんな感じの姿を見せて!」

これを機に二人がよりを戻すのは、もう少し先の話である――。

Fin.

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