秘密の共犯者 (Page 4)
「イク時ちゃんと、俺の顔見て」
そう言いながら、胸を弄っていた手で頬に触れ、彼の顔に向けられる。
リョウ君を見つめたまま、私は唇を噛んで必死に耐えていた。
彼の手はクリトリスに移動して、両手で私の秘部に刺激を与え続けている。
すぐにふっくらと膨れたクリトリスは、少しの刺激で大きな快感を身体中に巡らせた。
もう、限界…!
私はイクと同時に潮を吹いて、痙攣した。
ベッドのシーツに広がるシミ。
私はベッドに横たわりピクピクと身体を震わせて余韻を感じていた。
恥ずかしくてなんとかすぐに息を整える。
「マユちゃん、エッチ好きでしょ」
起き上がり、リョウ君を見ると、彼は私の愛液と潮で濡れた手を見ていた。
「ここ最近、ずっとだったから」
「そんなにお金ないの?」
「…まぁ、色々」
改めて聞かれれると、恥ずかしさと情けなさで苦笑してしまう。
「ま、今はお互い楽しんで忘れよ?」
リョウ君はそう言うと、濡れた手をシーツで拭く。
下着を脱いで私に近づいた。
「舐めて」
「…それは」
すでに反応して大きく反り立つ彼の性器を、私の前に突き出した。
「ここまできて断るのはナシでしょ、マユちゃんイったんだし」
確かに、そうだけど。
絶頂を迎えても正直まだ、覚悟が決まらずにいた。
「早く。時間来ちゃうから」
ニヤッと笑ったまま私の顔に自分の性器を近づけた。
「うっ…」
どうしよう。
どうしても、口が開けられない。
困った顔のまま固まる私に痺れを切らした彼は、私の頭を掴み唇に性器を擦り付ける。
「んんっ…」
それでも抵抗していると、鼻をつままれて呼吸口を塞がれた。
空気を求めて少しだけ口を開けた瞬間、無理矢理性器がねじ込まれた。
「あっ…がっ」
苦しくて咳き込む私の反応もお構い無しに、頭を固定して抜けないようにしている。
「ちゃんとお仕事できる?」
優しそうな声と裏腹に、彼の対応から少しの苛立ちを感じ取った。
喉奥まで圧迫された苦しさから、私は観念して頷いた。
頭の手を離してもらい、自由になった私は、諦めてリョウ君のをしゃぶり始めた。
舌を使って舐めながら、吸い付き続ける。
「そうそう、上手だね」
髪を撫でながら呼吸を荒くするリョウ君。
必死に首を振って刺激を与え続ける。
私、何してるんだろう…
彼らのお祝儀のために覚悟を決めたのに、まさか本人とこんなことをするなんて思ってもいなかった。
咥え続けて、どれくらいたっただろう。
首も顎も疲れてきた。
気持ち良さそうに吐息を漏らす彼は、まだ楽しんでいる様子だった。
「そろそろ時間かな」
コースの終了時間が迫ってきているみたいだ。
もうすぐ、終われる。
解放される。
そう思い、私は手も使って懸命に咥えてしゃぶる。
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