今年の夏はシークレット花火大会!ちょっと見物のつもりがなぜかエッチな展開に!
毎年楽しみにしている夏の花火大会。でも、今年は開催場所が非公開。いざ当日、自宅から眺めるつもりが、この轟音!!すごい近所で打ち上げてる!?さっそく観に行ったら、会社の同僚男子とバッタリ遭遇!目前の花火の衝撃が、体の芯に火を付けて、エッチな炎が燃え上がる!?
「え?今年はやるの?花火大会…。シークレット!?」
花火好きの桃子は新聞を見て驚いた。
流行病の影響で夏祭りやイベントが軒並み中止になっている今日この頃、花火大会に限っては実施されるとの報道だ。
ただし、混乱を避けるため開催場所は非公開。
「まあ、当日は家の2階のベランダで、レモンサワーでも飲みながら眺めてますかねぇ…」
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そして、当日19時の薄暮れどき。
ドーン、バチバチバチバチ、ドーン、バチバチバチバチ…。
「あ、始まった!…けど、なんか結構近い!中央公園の方角だ」
桃子は気分だけでもと思って浴衣姿で、すでに缶チューハイを飲み始めていた。
この辺りで打ち上げ花火ができるような広いスペースと言えば中央公園のグラウンドくらいだろう。
徒歩5分もかからない距離だし、桃子はもっと近くで見ようと、矢も盾もたまらず駆け出していた。
向かう途中でもドーン、ドーンと何発か花火が上がり、近所の物好き達も公園を目指していた。
「桃子さん」
ばったり職場の同僚に出くわした。
「あ!俊介くん。あなたも花火に誘われて公園に行くところ?」
「うん。たまたまそこの総合スーパーに買い物に来てて、音がしたから、野次馬根性で観に行こうと思ってさ。桃子さん、浴衣、似合ってるね」
「ふふふ。ありがとう」
「あんまりセクシーでびっくりしたよ」
二人は自然に一緒になって公園入口に向かった。
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「あ!入口が封鎖されてる!」
「まあ、関係ない人が出入りしたら危ないから仕方ないよ…。集まってきた人たちも帰っていくよ」
「じゃあ、裏から入ろうか」
「え?抜け道があるの?」
「私は子供のころからここに出入りしてるから、秘密の入り口を知ってるわ。こっちよ」
「桃子さんはすごいね…」
「ほら、ここ。フェンスの継ぎ目のところにちょっと隙間があるでしょう?肩から蟹歩きで入ればなんとか通れるわよ」
「もう結構暗くなってきたし、なんか闇に紛れて悪事を働いてるみたい…」
ドーン、バチバチバチバチ!
花火が続いている中、妖しい二人の人影が公園に侵入した。
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不愉快
この作者は他の作品も含めて擬音語が下品。既に多くの方が同じことをコメントされていますが、女性向けサイトには合わず興ざめです
匿名 さん 2021年9月27日