羊の皮を被ったお兄ちゃんにイケナイところを舐められちゃいました (Page 5)

脅かされたわりに、初めての挿入はもどかしかった。

私に痛い思いをさせたくない気持ちは確かなようで、すっかりぬかるんだ膣口やクリトリスに亀頭を擦り付けられる。

そのたびにゴムをまとった肉茎に蜜がまとわりつき、粘着質な水音が部屋に響いた。

「大丈夫…?痛くない?」

尋ねながら、准ちゃんはくぽっと膣口に亀頭を潜り込ませる。

痛みを感じたのはそれこそ最初だけで、カリの部分を出し入れされるだけの私の空洞は、早く満ち足りたくて仕方がなくなっていた。

はやく、はやく奥まで入れてほしい。

奥までついて、めちゃくちゃにしてほしい。

こんなこと、処女で思うのってさすがに変…?

「いって、月子ちゃん…ほしがってくれたら、今日はなんでもあげるよ…」

今日は、誕生日だからね。

興奮した獣のような息遣いで、そそのかされる。

やっと、やっともらえるのだ。

私は准ちゃんの腰に脚を絡ませた。

「じゅ、ちゃんがッほしい!」

「いいこ…」

じゃあ、もう遠慮しないね。

准ちゃんの掠れた昏い声が、やけにはっきり聞こえた。

次の瞬間、奥深くまで一気に貫かれる。入っちゃいけないところまで入られた感じ。

一度入ってしまえば、あとはなし崩しだ。

何度も、何度も何度も貫かれて、翻弄される。

もう無理って泣き叫ぶ私を貪る准ちゃんは、もうヘタレでも草食系でもなかった。

Fin.

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