彼に煙草の煙を吹きかけたら… (Page 2)
ぁぁ…と思わず、口が開くとヒサシの滾(たぎ)ったコックが私の唇をかすめた。
「俺のも吸って」
ヒサシがいう前に私はコックに吸い付く。
口淫が済むと、ヒサシはすぐに私の中に入ってきて荒々しく私の身体を揺さぶった。
パンパンと、腰を打ち付ける音と幾度となく甲高い私の嬌声が部屋に響きわたる。
私の最奥で何度目かわからない程の衝撃が弾けるとともに、ヒサシの熱が最奥に放出されるのを受け止めていた。
気がつけば、明るかった部屋は日が沈み、暗くなっている。
お互い夢中で行為に浸ってしまったが、だいぶストレスも発散でき、私の腹の音で一時休止になった。
「身体が…ゴハン作れない…」
「イイよ、テイクアウト頼もう。何にする?」
「体力消費したからガッツリしたもの」
「オッケー」
ガッツリとニンニクやニラが入った中華を頼むヒサシ。
自分がリクエストしたことを少し、後悔するが後の祭り。
食後もヒサシのストレスがスッキリするまで私はつき合わされ、ガッツリ食べた物はアッサリと消費されていった…
Fin.
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