お姉さまと呼んで慕ってくる後輩にイタズラされて、気持ちよくなってしまい…
職場の後輩の家で呑んでいると胸を揉まれてしまう。最初はふざけているのかと思ったけれども、だんだんと手付きが怪しくなっていき、止めてと言っても止まってくれなくて…。
「美智留お姉さま!」
仕事も終わり、更衣室で着替えていると後輩の萌香ちゃんがやってきた。
「お疲れ様です!」
「ええ、お疲れ様」
萌香ちゃんは半年前にうちの会社に入社してきた女の子だ。
私が指導係としていろいろと教えたのだが、それが影響したのかとても懐かれてしまった。
物覚えがよく、仕事にも一生懸命なこの後輩のことを私も気に入っているので、それは嬉しい。
けれども、私をお姉さまと呼ぶのはどうかと思う。
何度言っても食い下がるので、人前で呼ばないことを条件にこちらが折れてしまったのだが。
「あの、明日休みですから、これから私の家に遊びに来ません?」
「萌香ちゃんの家に?」
「はい!美智留お姉さまがよかったら、なんですけど」
「そうね。それじゃあ、お邪魔しようかしら」
「やった!」
この歳になると、友人の家に遊びに行くなんてほとんどなくなる。
最近は結婚や出産する友人も増えたし、今回を逃せば今度はいつになるかもわからない。
嬉しそうな萌香ちゃんにつられて、私も少し浮かれた気持ちで着替えを済ませる。
萌香ちゃんの家にはたくさんのお菓子やお酒が用意されていて、夜遅くまでおしゃべりが続いた。
酔いもまわり、いい感じにできあがってきた頃、萌香ちゃんがおもむろに口を開く。
「それにしても、美智留お姉さまって胸大きいですよね」
「え?そう?」
「ええ!私、小さいから羨ましいです」
確かに人並みに大きいとは思うけれど、言うほどだろうか?
それに萌香ちゃんだって、小さくは見えないけれど。
「美智留お姉さま、少し触らせてください」
萌香ちゃんはそう言うやいなや、了承する前に私の胸を揉みはじめた。
「ちょ、萌香ちゃん」
「わあ!柔らかーい!」
私はなんとか彼女を引き剥がそうとするが、酔っているせいか力がうまく入らない。
「萌香ちゃん、止めてってば」
「ふふ、いいじゃないですか。減るもんじゃありませんし」
萌香ちゃんはいくら言っても胸を揉み続ける。
「んもう、ちょっとだけだよ」
私は少しぐらいならいいかと、彼女の好きにさせることにした。
すぐに飽きるだろうと思ったのだ。
けれども、萌香ちゃんはいつまでも私の胸を揉み続ける。
そのせいで、ちょっと変な気持ちになってきた。
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