幼馴染をからかったらまさかの反撃!強引な彼につい感じちゃって、もう私のほうが我慢できない…!
終電を逃した私を、いつも迎えにきてくれる幼馴染。酔った勢いで少しからかってみたら、突然キスされて強引に押し倒されて…車の中なのに身体の火照りが止まらなくて、もう我慢できない…!
幼馴染の正樹を夜中に呼びつけるのは、そう珍しいことじゃない。
終電を逃すまで飲んでしまうのは私の悪い癖だ。
夜中だというのに蒸し暑くて、私はコンビニに入り、酔い覚ましのスポーツドリンクと、正樹にお駄賃のアイスコーヒーを買った。
そうこうしているうちに、正樹が来た。
「またかよ朱莉。勘弁しろよな」
「へへー、いつもありがとね」
私は、正樹が私に甘いだけでなく、私のことを好きなのも知っている。
その上で、幼馴染の関係を壊したくなくてこれ以上踏み込んでこないことも知っている。
我ながら、嫌な女だとは思うけど。
「…正樹、車止めて」
「え、どうした?」
「ごめん、吐きそう」
「はぁ!?飲みすぎだよ…ったく」
ちょうど人気のない公園の近くだったので、裏路地に車を止めてもらった。
「朱莉、大丈夫か?」
「うーん…少し横になりたいかも…」
正樹は後部座席をフラットシートにして、私のスペースを作ってくれた。
寝てはみたものの酔いが回ったので、身体を起こした。
正樹も後部座席に移動してきて、さっき買ったスポーツドリンクと、いつの間にか公園の水道でハンカチを絞ってきてくれた。
「あー、正樹気が利くわぁ」
相当酔っていたのか、私は正樹が差し出してくれたハンカチを、正樹の手ごと握ってみた。
「朱莉?お前、無防備すぎるよ?」
「正樹だから大丈夫ー」
私は挑発するように、今度は正樹の首に手を回した。
「…朱莉!」
頬を乱暴に掴まれたので、引き剥がして怒られるのかと思ったら、正樹は私にキスをした。
「…正樹!なにやって…」
「散々からかいやがって…今日という今日は、許さねえ」
正樹は私の両手首を片手で押さえつけて、フラットシートに押し倒した。
「正樹、ごめん…謝るから……」
「許さねえって言っただろ」
正樹は私の唇に舌をねじ込んでくる。
抵抗しようとしても手首は全く動かず、不覚にも私は正樹に男を感じて、下腹部がきゅんとした。
正樹は唇から耳、首筋を、執拗に舐め回す。
耳も首筋も性感帯だし、お酒が入ってるし、一度反応してしまった私は吐息を堪えられなかった。
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