ワンナイトでクセになりそうなほど攻め立てられてしまいました
彼女は出会い系でミキと名乗っている。あとくされのない関係を求めて、マッチングアプリでひと晩の関係の男を漁っている。そんな彼女が定時上がりの夜、暇を持て余してマッチングしたケイという男は、彼女の理想以上の男だった。
仕事終わりの金曜日。
珍しく定時で上がって、でも、待ち合わせできる人なんていなくて。
最近マッチングアプリでやり取りしてた人が、割と近所に住んでたことを思い出して、ワンチャン狙ってメッセージを飛ばしたら即レス返ってきた。
「ちょうど僕もひましてたところです。いいですね。遊びましょう」
画像交換で顔はすでに知っている。
すごく無害な感じの25歳。
名前はケイ。
「人が良さそう」
以外の誉め言葉が見つからないようなそんな感じ。
盛ってないところがリアルで、逆に気に入ってやり取りが続いていた。
画像よりキモいのが来たらまいて逃げればいい。
そう思ってた。
現れたのは画像よりも数倍イケてるひとで。
ラッキーと思ったし、画像撮影についてちょっとレクチャーしてあげたほうがいいかなとも思った。
「ミキさんってリアルのほうがずっといいですね」
定番だけど重要にして不可欠必須な誉め言葉もさらりと言えて合格。
ああ早くサラサラの髪に指を突っ込んでかき回したいなんて欲望をうずかせながら私はカフェラテをすすった。
「これからどうします?近くにうまいタイ料理の店があるんですよ。行きません?」
「いいわね。アジアン系大好き」
じゃあ。
と言ってケイは夜の街へ私を手招いた。
*****
タイ料理はお野菜が新鮮で本当においしかった。
おなか一杯になって今度は私行きつけのバーに入る。
ケイはウォッカベースのカクテルを頼んで「うわ!これ思ったよりキツイな」と舌を出した。
可愛いので私は彼のカクテルを飲んであげた。
「ミキさん、お酒強いんですね」
「うん。好きよ」
「お酒強いおんなの人ってかっこいいですよね」
「そっかなあ。酒代かかって燃費が悪いだけよ」
軽口を叩き合ってると目が合う。
ちょっと沈黙が走って。
「これからどうします?」
と、試すような言い方でケイが私に言った。
「あしたはお休みだから、夜じゅう遊べるよ」
「んー。カラオケとか?」
ケイが言った。
「こどもか!」
私はふき出した。
「じゃー大人ぽい遊びでいいんですか?」
急にケイの瞳が熱っぽくなったように見える。
「うん」
軽い女に見られて上等。
今日の目的はそれ一本だし。
「じゃあホテル、取ります?」
ケイが手はずを整える。
話が早くて助かる。
*****
シャワーも浴びてそこそこにホテルのベッドへとなだれ込む。
ケイのからだは細身だけど必要な筋肉はついていて抱かれると少し固くうっとりする。
ケイはチュッチュッと私のからだにキスをすると、次は私の唇に軽く噛みついてきた。
触れるか触れないかで当たる歯の硬さが心地よい。
ポルチオの場所
クリトリスと膣内のポルチオを責め立てて→からの 挿入
だけど、ポルチオって指では届きにくい場所のような?
ラブグッズや竿で揺さぶるのが一般的なんじゃ?
お相手が指がめっちゃ長い人だったのかな。
「膣内の」とするならGスポットの方がリアリティあるかな?と思いました。
まりも さん 2024年7月19日