大好きな彼とのセックスが淡白すぎて、一人エッチにはまってしまった私

・作

私の彼氏は大学生の弟と同居している。隣室にいる弟に聞こえないようにと声を抑えてするセックス。スリルがあるようで物足りない。寝てしまった彼の横でほてった体を何とかしようとお風呂でおもちゃを試すようになった私。するとそこへ弟が入ってきて、秘密の関係が始まってしまった。

「んん、ん…ぁ、いきそう…暖人、もう…だめ、ぁ…あ!」

抑えていた声が思わず大きくなると、すかさず彼の手が私の口をふさぎ「ん、ん」と苦しげな声に代わる。

『声…おさえて…真樹に聞こえちゃうよ?ぁ、…俺も、ぅっいく…』

暖人はこの春大学4年生になった弟の真樹と同居することになった。

『莉子がいつ越してきてもいいように』と今度の暖人の寝室はキングサイズのベッドがおけるほど広い。

同居している真樹は人懐っこくてちょっと生意気で、初対面のときは緊張もしたけれどすぐに仲良くなった。

だけど、真樹の部屋は暖人の寝室の隣に位置していて、喘ぎ声は最大限抑えなければならない。

ひそかにそんなシチュエーションに興奮を感じたこともあったが、やっぱり少し物足りない。

いっそのこと「ホテルに連れてって」って言えたら、誰にも遠慮なくあんあん喘いで…あーもう考えただけで気持ちよさそう。

そうはいっても自分からは恥ずかしくて言い出せなくて、私はいつしか真夜中にお風呂でひとりエッチするようになった。

*****

「ん…ん、ぁん…んん」

お湯の中で乳首をそうっとなでて、ふにふにと先端をつまむと少しずつ硬くなり甘い刺激が下腹部にはしった。

乳首を指で挟んだまま乳房を揉んで白い肌に指が沈み込むと、みだらな気持ちが高まってくる。

「はぁ…はぁ…」

暖人はエッチの後、部屋でぐっすり眠っている。

彼は一度眠ると声をかけても、どれだけ揺らしてみても、まったく起きない。

両方の乳房を充分に揉みしだくと下半身がキュンキュン疼きだす。

片方の手を脚の間に滑り込ませ、クリトリスを探った。

痛くもなく弱くもなく丁度良い強さで皮をはいでいき、ビクンと腰がはねるポイントを楽しむ。お湯がちゃぷちゃぷと波を立てた。

ふわふわしちゃう…なんかもっと刺激が足りない。

バスタブから出てシャワーを出すと、首元からゆっくりとお腹を伝いクリトリスにあてる。すこしずつ水圧をかけ指は割れ目のうえをねっとりとなぞった。

「んっふ、ぁ、んん、ん」

ふと視線を上げると、湯気の向こうでバスタブのふちにお尻を置き脚を開いて局部を弄っているみだらな姿が浴室を囲う透明なガラスにぼんやりと映っている。

ここからが問題だった。

自分の指の刺激だけでは絶頂に達するまでにとても時間がかかる。

持ってきていたジッパーの袋からおもちゃを取り出した。

それはかわいいピンク色で四角いヘッドに棒状の代物がケーブルでつながっている。

「あ…なにこれ、どうやって使うんだっけ?」

スイッチらしい突起を押すとブーンと静かな機械音が鳴る。

おもちゃを当てる前に、確かめるように指でもう一度クリトリスの位置を確かめるとたっぷりとあふれた愛液が糸を引いた。

バスタブに片足をかけ、そのままおもちゃをクリトリスにあてがうと、まるで舌で弄られて吸われるような感覚になり秘部に熱があつまった。

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