昼下がりの夫婦

・作

掃除のあとにうたた寝してしまった妻。目が覚めると昼下がり。気がつけば自分の股に顔をうずめている夫の姿が―――。仕事の休憩の合間に家へ帰って来た夫とラブラブセックス!彼のクリ責め&S気に敏感な体は何度も絶頂へ…!

下腹部のほうがくすぐったくて目を覚ます。
―――やだな、掃除のあと、床でそのままうたた寝しちゃった。

白いレースのカーテンがそよそよとなびいている。
気持ちよく眠ってしまった。もう、昼下がりだ。

「っあ」

甘い声が漏れる。驚いて視線を下にやると、夫の頭が見えるではないか。

「え?!」

「起きた?」
口端から唾液を垂らしてにこっと私に微笑むかける夫。

「え?!仕事は?」

「キュウケイ~営業の空き時間ができて、妻の顔が見たくなっちゃった」

「ッん」

夫はにこりと微笑むと、エプロンの下に再び顔をうずめた。
私のクリトリスを舌先でちょんちょん、っと触れたかと思うと、温かい舌で舐めあげる。
「―――ッ」

クリトリスを吸い上げられる。強い刺激に腰がびくりと跳ねた。
「うッ…ぅうっイッ…」

「イッちゃった?寝起きだから早かったね」
いたずらに笑う夫が私の股の間から再びひょこりと顔を出す。
「も…ぅ」

ふふふ、と鼻で笑う夫は楽し気だ。
濡れた私の割れ目に指を這わせ、ぴちゃぴちゃと音を立ててていたずらに弄ぶ夫。
「ちょっと、恥ずかしいよ」

「なんで?このいやらしい音、俺はもっと聞きたい」
夫は私の恥ずかしい部分に顔を押し付け、わざと音を立てるようにぴちゃぴちゃ愛液と唾液が混じる音を部屋に響かせた。
自分が普段生活をしているダイニングの床の上。
夫にされている今の行為と、耳に響く音に恥ずかしさで顔を隠したくなった。
頭に血が上る。

夫は私の心の中なんか考えずに、じゅるじゅるとクリトリスと秘部を責めては吸い上げる。
「ッ…やだよぉ」

「喜んでるくせに」
夫は、少しS気がある。セックスのときは私が嫌というと、その行為を続ける。
私へのご褒美となる、いじわるな彼の行為。

「ッ、ん、っあ!さっきイッたから、そこばっかり舐められたら…っ――――ンッ!!」

硬くなったクリトリスを夫が吸い上げると、腰が浮いてビリビリと体に電気が走った。
「…ッぁ」

「さっきイッたの、軽くでしょ?」

電気が走ったあと、体が一気に脱力する。頭が真っ白になる。
息を吸おうと呼吸を整える。

「かわいい」

夫は私の秘部に指を挿れた。

挿入された指は中で踊るように動いた。
その動きに合わせるように私の腰が動いてしまう。

うわずった声を聞かれたくなくて、声を必死に抑えるように手で口をふさいだ。
折り曲げられた指が内壁を擦りあげる。
「―――ッあ」
思わず甲高い声が漏れる。

「ココ、弱いよね」

いたずらに夫が再び笑う。
視界が霞む。また絶頂が近い。

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