内緒の週末 (Page 3)
「――あぁッ!…あっ、あっ!すごい!奥来ちゃったぁ…!!…ご主人様ぁ!奥!気持ちいい!!」
「どうだ?メス犬になった気分は」
大輝は笑みを浮かべながらリードを引き、りんのからだを引き寄せた。
「もっとぉ!もっとしてぇ!!」
大輝はりんが締め付けるのを感じ、興奮しているのがわかった。
「ほら…鏡見て…」
ベッドのそばの姿見には、赤い首輪とリードにつながれたりんが、後ろから貫かれる姿が映っていた。
「ご主人様ぁ…、恥ずかしいです」
「恥ずかしいのが好きなんだろ!ほら、わんっていってみろ」
「ひ…、わん…!わん…ぁあん!ぁん!…気持ちよすぎて…ぁあっ…上手くいえないですッ…!!」
大輝の勢いは衰えず、りんは、気が遠くなってくるのを感じていた。
「ご主人様…もう、イきそうです…!」
「俺もだ、出すぞ!」
「あぁっ…!」
大輝とりんは絶頂を迎え、ベッドに倒れ込んだ。潤んだ瞳のりんを見つめながら大輝は口づけた。
「――もう一回しよ…」
どちらからともなく、再び行為に誘い、耽る。
毎週末、性欲旺盛なメス犬とその主人は、こうして一日中互いの秘密の趣味を共有して、身体をむさぼり合うのだった。
Fin.
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