愛のない結婚をした私を助けてくれたのは夫の秘書。やがて結ばれた二人は禁断の不倫旅行へ。決して結ばれることのできない相手だけど、身体は彼を激しく求めてしまって…。 (Page 3)
ふやけきった蜜壺はそこだけが別の生き物のように、ぬるんと賢一さんを迎え入れる。
「う…!奥様、気持ちよすぎてこれだけで…達してしまいそうです…!」
苦し気な賢一さんの声が愛おしい。
たくましいものが入ってくると私は興奮が抑えられず、そのまま自分で腰を動かし始めた。
ぱん、ぱん、ぱん、と互いの肉がぶつかる音がする。
「あ、あ、あ、あ」
膣内の奥深くに、賢一さんのペニスが入ってくる。
これを離したくない…私は無意識のうちに中を締め上げていく。
やがて私たちは互いに向き合い、抱きしめ合った。
賢一さんのピストン運動が高速になっていく。
「あん、あっ、あっ、賢一さん…!好き…!好きなの…!」
「私も…奥様…!好きです…!」
「愛してると…いって…ちょうだい…!」
「愛してます…愛して…ます…!」
「あ、ああああ!いくっ…!」
避妊具越しに、賢一さんの精が放出されたのがわかる。
賢一さんのペニスはドクドクと波打っていて、私の膣内はそれを搾り取って離さない。
だけど…私はわかっている。
私は両親の手前、夫と離婚することはできない。
賢一さんとは決して、結ばれることはないだろう。
なぜだか、涙が一筋、つうっと頬を伝っていた。
Fin.
よかった
切なくてよかったです。最近メルノベさんの作品、誤字脱字も減って読みやすくなって嬉しい
るる さん 2021年4月14日