誕生日前日。初めて彼と繋がる日……のはずが指だけで何度もイカされることになるなんて! (Page 2)

「本当に観察なんてするの?」

「そうだよ。と言っても、それは口実で……」

ベッドの上で、由香は優に服を脱がされていく。

下着だけになった時、優の手が止まった。

「……どうしたの?」

彼は呆けた顔で、下着姿の由香を見つめている。

いや、見惚れているといった表情だ。

「あぁ、美しい……」

「……っ」

自分の容姿に自信がある由香でも、面と向かって褒められれば照れる。

相手が恋人ならなおさらだ。

優の手が、吸い寄せられるように由香の胸に触れた。

形のよい胸が、ブラジャーの上からそっと押される。

「由香はスタイルも抜群だと思っていたけど、本当に綺麗だ。肌も輝いて見えるよ」

うっとりとした顔で言った優に、由香は肩から指の先まで丁寧に撫でられた。

触れられたところが熱を持ち、由香の胸が高鳴った。

手の甲にキスを落とされると、ひときわ強くドキンと脈打つ。

爪もきちんと手入れされた指の一本一本に優の唇が触れるたび、由香の背筋にゾクゾクと快感が走った。

伏せられていたまぶたを上げた優の視線に絡め取られる。

意味のない、ため息のような声が由香の口からこぼれた直後、優にキスをされて抱きしめられていた。

彼の温かい唇にやさしく吸われているうちに、少しずつ由香の口は開かされていく。

そして優の舌を感じた途端、由香はわけがわからなくなってしまった。

ただ、ドキドキと強く早い鼓動だけが胸を叩くのを感じた。

口内をたっぷり味わわれた由香は、解放されるとクタッと優に身を預けていた。

慈しむように髪を撫でられると、とても気持ちがいい。

もう一度キスをしたくなってねだると、優は応えてくれた。

不意に、胸に彼の手の温度を直に感じた。

いつの間にかブラジャーを外されている。

障害物を取り払った手は、ますます積極的に由香の身体に触れてくる。

胸のやわらかさを確かめるように、丁寧に揉まれる。

そして優の指先が胸の先端をかすめた瞬間、息を飲むような甘いしびれが由香の全身を打った。

ビクッと身体を震わせた彼女の反応をさらに引き出そうとするかのように、優は硬くなった乳首を転がしたり押し込んだりと、好き勝手にいじり始めた。

「あっ……はぁ……」

だらしなく開いた口から、自分のものとは思えないくらいの色っぽいため息が出る。

触られてもいない下腹部が疼いた。

大胆に胸を揉まれては身を捩り、痛いくらいに乳首を摘ままれても、それさえも快感になった。

すっかりとろけた由香の身体が、そっと横たえられる。

優に欲のこもった目で見つめられた由香は、これから始まることへの少しの怖さと大きな興味に興奮した。

しかし、問題がある。

「優、あの……私、この先は本当に初めてで……どうしたらいいのかわからないの」

そう言うことに情けなさを感じてしまった由香に、優はやさしく微笑む。

「いいよ、そのままで。あ、でも嫌だったら言ってね」

優は由香の額にキスを落とした。

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