ドSな同期に誘われて…!ラブホテルで彼氏に電話しながらセックス

・作

遠距離の彼氏と冷め切った関係のゆかりは、同期の山田と親しくなり、毎晩のように食事を共にしていた。金曜の夜、居酒屋を出た二人はラブホテルへと向かった。職場とは違う同期の夜の顔は刺激的で…?

「もうっ!!ホントに腹立つッ!!!!」

ゆかりは今日あった仕事の愚痴を、同期の山田にぶつけていた。ビールジョッキはもう空っぽだ。

今日は金曜日。居酒屋は満席でにぎわっている。ゆかりと山田は、カウンター席で追加のビールジョッキを待っていた。

「お待たせいたしました!生3つです!」

山田は店員を呼び止めた。

「あ。このテーブルは2つしか頼んでないです」

ゆかりは山田の肩をつかみ言った。

「山田ぁ!アタシが飲むっ!!」

完全に酔っ払いだ。

ゆかりはジョッキを両手に持って笑った。どう見ても飲み過ぎだったが、ゆかりは上機嫌で楽しそうで、思わず山田も笑った。

「髙橋飲みすぎだって」

そのとき、テーブルのゆかりのスマホに通知が来た。

「髙橋、彼氏からじゃん。返事すれば」

「いいよもう。もう元カレになっちゃいそーだよ。知らないっ」

大学時代からの彼氏とゆかりは、就職を機に遠距離恋愛となってしまい、もう3ヶ月も会っていないのだった。

確かにマメな彼氏ではあるが、数ヶ月ぶりに再会しても「疲れてる」とゆかりに我慢を強いることに不満を抱いていた。

山田はそれを知りながらも、ゆかりをなだめるように言った。

「髙橋、連絡してあげなよ」

「いいの、もう。別れる!」

「ほんとにいいの?」

「いいってば…!!」

「へぇ、じゃあ髙橋はフリーか」

ゆかりは驚いて山田を見た。山田が、ゆかりの太ももに左手を這わせている。

「ちょっと山田…」

「すみません、お会計」

ストッキング越しの感触に、ゆかりは体を固くしながらも、身を任せていた。ゆかりは山田に好意を持っていたからだ。

ゆかりは山田にすっかり気を許していた。なぜなら山田は自分の話をゆっくり聞いてくれて、食べ物の好みも合う。いつのまにかゆかりは、山田と毎日のように会社帰りに食事をするようになっていた。

居酒屋を出ると、ゆかりは、山田と手を繋いでいた。

「今日はちょっと休もう」

うつむいたゆかりは、汗ばむ手で、山田の冷たい手を握り返した。

その後はあっという間で、二人は、ラブホテルの一室にいた。

――どうしよう。来ちゃった。

ゆかりは、胸の高鳴りを押さえながら、ベッドに横たわっていた。

「髙橋、水」

ペットボトルを差し出す山田に礼を言って、ゆかりはごくごくと冷たい水を飲んだ。

「山田ありがと、酔い覚めたわ。ありがと休ませてくれて」

笑いながら体を起こそうとするゆかりを山田は押し倒した。

山田は、ネクタイをゆるめながら、ゆかりを見下ろしている。

「本当に休むだけだと思った?」

山田はゆかりのワイシャツのボタンをゆっくりと外して、首筋に口づけた。

「…山田!シャワー浴びる!ごめん!」

ゆかりはベッドから飛び起き、シャワーを浴びに向かった。

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