好きです!沢田さん! (Page 2)

「いいよ。これで本当に、最後にしよう」

そうして連れ立ってやってきたのはラブホテル。

初めて来たからドキドキしていたけど、沢田さんはどうなんだろう。

特に初めてってわけでもなさそうだけど、全く動じていないというか、なんというか……。

「思い出にするなら、一緒にシャワーでも入る?」

思わぬお誘いに、私は何も答えられなかった。

沢田さんって、そういうお誘いするんだ。

「お、女の人と一緒に入るの、やっぱり慣れてます?」

「何言ってんの、慣れてないよ」

慣れてないならなんでお誘いしたんです?もしかして、沢田さんは沢田さんなりに動じてるのかな。

なんて思いながら、私と沢田さんは一緒にシャワールームへ入る。

もうどうにでもなれと、私は裸で入った。沢田さんは若いねえ、とぼやいてから後に裸で入ってきた。

「……あ」

沢田さんのアレは、もうすでに、ちょっとだけ立っていた。

「そりゃあ若い女の子が裸で目の前にいるんだもの、嫌でもこうなるよ」

「あ、ありがとうございます」

恥ずかしくて目を逸らしちゃって、私はすぐに身体を洗い始める。

「……引いたりしないの?」

「ひえあああ?!」

シャワーを浴びている私を後ろから抱きしめて、沢田さんは訊ねてくる。

痴漢から守ってくれた時も身体は確かに密着したけど、服すらない裸での密着はとても恥ずかしくて、でも、嬉しくて。

何より、私で反応してくれてるアレが背中に当たって、熱いのが伝わってきて嬉しい。

「だ、だって好きな人とこれからえ、えっちして……一緒にシャワーまで入ってるんですよ?!引くわけないじゃないですか!」

「……ふうん」

私の答えを聞いて納得したんだかしてないんだかわからない声を出して、沢田さんはその腕を私のお腹に回す。

すりすりとお腹を上下に撫でた後は、両手で私の胸を持ち上げた。

指先で胸を全体的にやわやわと揉み上げ、頂点を軽く摘まみ上げる。

「んっ……」

「おっさんに触られてえっちな声出しちゃって、まあまあ……」

「それっ、呆れてるんですか?……あっ、あっあっ」

「さやちゃんって変わり者だよなあって、思ってるだけだよ」

初めて人に触られた胸は不思議な感じで、お腹の奥がざわざわしてきた。

腰が変な感じで、もじもじとしてしまう。

「俺のどんなところが好きなの?」

「それ、何度も言ってるんじゃないですかっ……私をっ、助けてくれたところ、とか……大人としてっ、ちゃんと線引きしようとする、ところっ、とか……」

「線引き、ねえ……」

胸に触られるのに意識しすぎてるのと、浴びてるシャワーが熱くて頭がぼんやりしてくる。

沢田さんの手は、胸から離れて今度は私のアソコへ伸びてきた。

「ひんっ!」

「ああ、ごめん。ちょっと刺激が強かったかな」

「……そうし、て……私を、気遣ってくれるところ、とか……我儘を聞いてくれるところ、とか好きです」

「……ふうん」

私の言葉を聞いてから、沢田さんは私の首の後ろにキスをしてくれた。

その間も沢田さんの指は私のアソコをずっと触っていて、ぬるぬるが身体の奥から溢れてくるようだった。

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