年下で金髪で絶倫のオトコのコ
カメラマンの亜矢子は、仕事終わりに新人アシスタントの真壁を飲みに誘う。珍しく酔っ払ってしまった亜矢子。気がつくと真壁とラブホテルにいた。緊張している真壁の反応が可愛くて、亜矢子は刺激的に彼を誘惑する。しかし形勢逆転してしまい…。年下絶倫男子に大人女子がメロメロにされる!
撮影が終わると日付は変わっていた。
撮影機材を片付けるアシスタントの横で、亜矢子は時計を見ながらため息をついた。
「あれ?今日お疲れっすね」
見慣れない金髪頭の青年が、人懐っこい笑顔で亜矢子を覗き込んだ。
「えっと…誰だったかしら」
「青山のスタジオから助っ人にきた真壁です」
「あぁ…ごめんなさいね。今回の撮影は人の出入りがいつも以上だったから」
「気にしないでください。俺、半年前に入ったばっかなんで」
亜矢子は雑誌のカメラマンをしている。
19歳でこの業界に入り、現在はインテリア雑誌を中心に活動している。
男性顔負けのタフな仕事っぷりで、業界人からの信頼も厚かった。
「俺、亜矢子さんに憧れてたんです。今回ご一緒できて本当に光栄です」
「これが最終日じゃなかったら、もっとしごいてあげられたんだけど。お世辞でも嬉しいわ」
「お世辞じゃありません…!雑誌のクレジットに亜矢子さんの名前があったら必ず買ってるんです。亜矢子さんの写真は、どれも商品が実物より輝いて見えるから…」
「嬉しいけど、”実物より輝いて見える” ってのはクライアントの前では禁句よ」
「す、すいません」
真壁はわかりやすい戸惑いと落胆の表情を浮かべた。
年齢は20歳そこそこで、身長は174、5センチだろうか。
小動物のような顔に不釣り合いな太い血管が、首筋や腕まくりした服の袖から見え隠れしている。
くりっとした目元と清潔感のある歯並びに、亜矢子は好感を持った。
「真壁くん、この後って空いてる?」
*****
「お水、飲めます?」
ベッドに手足を投げ出している亜矢子に、真壁が声をかけた。
「もう…平気だから」
亜矢子は自分でも呆れるくらい、力のない声で答えた。
スタジオを出た亜矢子は、真壁を連れて深夜の飲み屋街に足を運んだ。
酒の強さには自信があった。
しかし、連日の疲れと煽るように強い酒ばかり飲んだせいで、亜矢子は珍しく潰れてしまった。
「こんなところに亜矢子さん置いていくわけにいかないです。俺、ソファで寝るんで…」
「こんなところって…?」
亜矢子は顔を上げ、周囲を見回した。
大きなベッドに薄暗い照明。
部屋の所々が蛍光ピンクの間接照明で妖しく照らされている。
形勢逆転もの
わんこ系男子が可愛かったです。
イキっぱなしもいいけど、挿れっぱなしってもっといい。
ルル さん 2020年10月5日