会議室の鍵が閉まる音 (Page 2)
「……ダメ、会社よ……」
「ここじゃなきゃ、ダメなんだ。ここで、藤崎さんが崩れていく顔が見たい」
彼の手がスカートの中に滑り込む。
タイツ越しに撫でられるたび、思考が霞んでいく。
このままじゃダメ、そう思うのに、身体は彼の熱に抗えなかった。
「やだ……お願い、ここじゃ……」
「大丈夫、鍵閉めたし、防音もされてる。声、我慢できる?」
彼の唇が耳たぶに触れ、吐息が耳にかかるたび、ゾクリと背筋が震える。
くすぐったくて、怖くて、それ以上に欲しくてすべての感情が一気に押し寄せてきた。
彼の指が下着の奥に潜り込み、じゅくっと濡れた音が指に絡みつく。
「もうこんなに濡れてる。ほんとは、待ってたんでしょ?」
「ちが……んっ……!」
言い訳も抗議も、すべてが快感に押し流されていく。
指が奥へ差し込まれるたび、太ももが震え、机の端に手をついて必死に耐える。
「こんな顔するんだ、藤崎さん。……もっと見せて?」
会議室の長テーブルに押し倒され、胸元のボタンがひとつずつ外される。
下着越しに撫でられ、舌が乳首をなぞるたび、腰が勝手に跳ねた。
「……藤崎さん、俺のことどう思ってるの?」
「……ずっと……好きだった、けど……会社でこんなこと……」
「じゃあ、いいよね。今さら後悔しないで」
ズボンの音、コンドームの袋の音。
そして彼のものが、私の中へと一気に押し込まれる。
「あぁっ……!」
会社の静寂を破る、自分の声が怖い。けど止まらない。
繋がった感覚が、あまりにも深くて、心まで貫かれるようで。
「狭い……やば……こんなの、我慢できるわけない」
「うん……っ、そんな……激しくされたら……!」
突き上げられるたびに、テーブルが軋む。
服を着たまま、下半身だけが重なっている。
その中途半端さが、余計に興奮を煽った。
社内恋愛で
オフィスでSEXですか
この男
冗談顔だけー
と感じました
前作同様良かったです
匿名 さん 2025年6月19日