私の可愛い野獣くん
夜、彼と何度も熱く体を重ね、意識を手放すように眠りについたその翌朝…。昨日の情事がまるで夢だったのかと思うほどに元気な彼は今日も私を求めてきて。優しいけれどSEXはまるで野獣?激しく甘いmorning SEXを。
『…ぁ…っ』
私は手のひらで口元を覆いながら、溢れ出そうになる喘ぎ声を必死に抑えていた。
カーテンの隙間から差し込む朝日と同時に感じた身体への違和感で目を覚ますと、雅斗が私の下半身の弱いところをイヤらしい手つきで触れていた。
このまま快楽に身を委ねて甘い声を上げてしまえば、きっとまた彼のペースで身体が悲鳴を上げるまで抱かれてしまう…。
そう思った私は、与えられる快感に必死に争ってみた。
「なんで声おさえるの?麻衣のエッチな声聞きたいな」
『どうしてって…ッ…今日はもうシない。昨日いっぱいシたでしょ』
「シないとか選択肢ないから」
花びらに這わせていた指をナカにグッと押し込まれ、そのまま蜜壁を味わい尽くすように掻き乱された。
『…ん…ぁ…雅、斗…』
ぐちゅぐちゅ、とイヤらしい音が鳴る。
「昨日俺がここに何回も出した精子、まだ麻衣のナカにたくさん残ってる」
私の耳元で、甘い吐息を絡めながら囁く雅斗。
ナカから溢れ出した愛液と、昨日大量に注がれた精子が混ざり合ったイヤらしい蜜を指先にたっぷりと絡めると、その指で秘部にふっくらと咲く蕾を撫で上げた。
『…ぁ、ぁ…んっ…』
どれだけ平気なフリをしようとしても、身体は心よりもよっぽど素直みたい。
優しくて的確な愛撫に応えて、身体は小刻みに震えた。
「こんなにヒクヒクしちゃって。本当はさ、今すぐ俺のコレ入れてほしいんじゃないの?」
手首を掴まれ、欲情し、熱を帯びて膨れ上がった肉棒を握らされる。
先端からは先走りの雫が溢れていた。
「あ、でもその前に。一回イっとこっか」
『…ぁ…ああ…や…っ』
激しさを増す指での愛撫に、蜜は更に溢れ、絶頂に向けて快楽の波が襲って来る。
『…んぁ…イっちゃ…う…っ』
「いいよ、イくとこ見せて」
気持ちよさに身体の力が抜けていく。
雅斗の肩に体重を預けて、雅斗の愛撫を受け止める。
「イきそうになってるその顔、たまんない、可愛い」
余裕をなくした私とは対照的に、雅斗は余裕たっぷりの様子で、私が絶頂を迎える瞬間を見つめていた。
そして、雅斗に見守られながら、果てた。
『…ぁ…ァ…っ』
絶頂を迎えた私は必死に呼吸を整えた。
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