彼氏が絶倫すぎたので一ヶ月禁欲令を出しました (Page 2)
いやもう本当に忙しくて、3日に1回は会えていたのが今や1週間に1回がやっと。会うたび歯痒そうな顔をするが、めっちゃ頑張ってくれてる。家で借りてきたDVD見たりして、時々寝落ちしたらブランケットが掛けてある。大雑把そうに見えてマメだ。
こういう風にまったり過ごす日も欲しかったんだよ。
忙しいながらも充実した日々だったからか1ヶ月は瞬く間に過ぎた。
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「1ヶ月ちゃんと禁欲したろ?ご褒美位あってもいいと思うんだけど。ねえ、麻耶?」
「…そうだね、何がいい?」
「ベッドから出れると思うなよ」
禁欲を言い渡したその日から薄々、いやほぼ確信していた予感が的中する。大外しの方が幸せだったかもしれない。抱き上げられてベッドに落とされて何か言う前に嚙みつくように口づけられる。
「まっ、んんっ」
「もう待てない、待たない」
呼吸すら飲み干されるようなキスに酸欠気味でくらくらする。キスはやめないまま、ブラウスのボタンを外される。キャミソールごとブラが上に押し上げられる。
「あ、んぅっ」
「麻耶もシたかった?キスだけでここたってるじゃん」
かりりと軽く引っかかれて声がひっくり返った。赤く存在を主張するそこは、物欲しそうにぴんと立ち上がり刺激を待ちわびている。乱れ切ったブラウスを腕から抜かれ、キャミソールもブラも脱がされる。片方は指先でひっかいたり弾いたりして、空いた方は唇に食まれ甘く歯を立てられた。
「ひゃあんっ」
「かわいい、麻耶。かわいい」
そうささやきながらスカートを脱がされ、ストッキングも脱がされる。太腿に手が添えられぐっと脚が開かれる。
「あっ、は、はしたない恰好」
「それよく言うよね。さっきまでそれ以上のことしてたのに」
くすっと笑って、胸への愛撫はやめないまま脚の付け根を撫でられる。くすぐったいような、むず痒いような何とも言えない感覚に腰が無意識に揺れ、きゅっと太腿に力が入る。じんわりと湿るクロッチ部分に指が当てられる。割れ目に沿うように何度が上下していた指が布越しにクリを探り当てる。
「あっ、そこはっ、あっ!」
私の制止なんて何にも聞こえないみたいな顔で、ぷっくりと包皮から顔を出しつつあるクリを擦り上げられる。体の内側からとろっと蜜が零れ落ちる感覚と共に濡れたクロッチが肌に貼りつく感覚がした。
「ちょっと腰上げて」
そう言われるとほぼ同時位に最後の一枚が脚から抜かれる。一糸まとわぬ姿をさらすのは何度でも恥ずかしくて隠すように身を捩った。
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