幻想愛。ホストの甘い毒に犯されて。 (Page 3)
「今日も可愛かったよ。ほら、こっち向いて」
激しい行為に荒い吐息を繰り返しながら振り向くと、頬に優しく手を添えて、ちゅっと唇を重ねてきた。
『ん…』
「これからも一緒に夢見ような。だから明後日は頼んだよ。今月も俺のこと勝たせて」
あぁ…。
どんなに甘い時間を過ごしても、この言葉が私たちのすべてなんだ。
『うん、タワーするね』
そう伝えると、幸せそうな笑顔を浮かべて私を玄関で押し倒し、再び硬さと質量を取り戻したモノを私のナカに突き立て律動を再開した。
バカだな私。
何やってんだろ、私。
それでも私は咲人に堕ちていく、夢から醒めるその日まで…。
Fin.
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