お義兄ちゃんが好き (Page 3)

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数日後の夜、全快した私はお義兄ちゃんにキスをしたいと頼んだら、お義兄ちゃんはリビングのソファに私を押し倒し、首筋を舐められた。

 「ひゃん」

恥ずかしい声を出してしまったが、お義兄ちゃんはあの時のキスを何度もしてくれた。

 「口を開けて」

お義兄ちゃんに言われた通りに、口を開けるとお義兄ちゃんの舌が私の中に入ってきて、私の舌と絡みだした。

お義兄ちゃんが言っていた気持ちいいキスってこのことだったんだ。

気持ちいい、でも苦しくなってきて私はお義兄ちゃんの服を握りしめると、

「鼻で息をして」

って言われても難しくて、息苦しくて涙目になっていたら、お義兄ちゃんが深いキスを止めてくれた。

私が息を整えている間、お義兄ちゃんの顔が雄の顔になっていて、何度も何度も私が深いキスに慣れるまでキスを続けていた。
 
私が、深いキスに慣れてお義兄ちゃんの舌に絡み合わせると、部屋中に水音が響きだし、私の口の周りにはどっち唾液なのか分からない程の量が付き始めていた。

すると突然、

「今日はもう終わり」

なんてお義兄ちゃんが言い始めた。私はもっと気持ちのいいキスをしたいのに。

「これ以上キスしたら唇が腫れ上がるよ」

そんなこと言われると、なんとも言えなくなってしまう。

 でも、あの深いキスの日から変化が出た。お義兄ちゃんは、私のことを名前で呼び、大人の余裕を見せるようになったし、顔を合わせればキスをするようになった。

あの深い気持ちのいいキスは、夜にしている。

部屋中に響く、キスの水音に加えて最近では、私の喘ぎ声も混ざるようになってきた。

それに、お義兄ちゃんのキスも激しさを増してきた。
 
お義兄ちゃんとのキスの余韻に浸りながら、息を整えていると、

「キスだけであんなに声を出してたら、この先は大変だ」

そうだよね、お義兄ちゃんも先に進みたいよね。

私は恋心が実ったことに満足していたけど、私たちは恋人同士だものね。

私はお義兄ちゃんの腕を引っ張って、耳元で

「お義兄ちゃん、大好き」

と言うと、お義兄ちゃんは喜んで笑っていた。

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