失恋女子は京都弁上司に気持ちいいエッチを教わります! (Page 2)

「彼氏と遂に別れたかー。会社でも宮崎さん長いこと付き合うとる彼氏がいるって話題やったからなー。その彼氏どんな徳を積んだんやろって思うとったんよ」

「徳だなんてそんな…でも振られちゃいましたし」

「浮気現場に遭遇したって?最低やん…」

そう言いながら九条さんは私の手にそっとさわる。
とても軽いタッチで少しくすぐったいような、気持ちいいような…

「私が悪かったんです。その…さっきもお話ししたのですが――」

「エッチが痛かったんよな?」

九条さんは私の耳にそう囁きかけた。

「ひゃっ」

九条さんの息が耳に当たって思わず反応してしまう。

「ん?耳弱いん?」

九条さんはそう言って耳に少し触れる。
九条さんの熱を持った指先がなんだか気持ちいい。

「ん…あ、あの本当にこんなこと…してもいいのでしょうか?」

私は九条さんというより自分自身に問いかけていた。
先ほどまで幼馴染と付き合っていたのにもう他の男の人とこんなこと…

「あかんの?相手浮気して捨てたんやろ?やったら宮崎さんは今付き合ってないし、なんも悪ないやん。でも、エッチの練習すんの怖かったらやめとこ?怖いのを無理に克服する必要もないし」

そう言って九条さんは私の頭を撫でた。
その手の温もりがとても心地よくて、ついつい身を委ねてしまう。

「私、九条さんと練習…してみたい…です」

「ふふ、宮崎さんかわいいなぁ。桃華ちゃんって呼んでもええ?」

九条さんの低い声がまた耳元で聞こえ、それだけで身体がゾクゾクした。

「は、はい…」

今日の九条さん、なんだか仕事の時と違って優しくて、たくさんお話ししてくれてなんだか温かい人だな…
そう思い、九条さんを見ると九条さんの唇が軽く私の唇に触れた。

九条さんはにっこりと微笑むと次は噛むようにキスをする。
甘い香りが口の中いっぱいに広がったと思ったら、ねっとりと舌で口内を犯された。

「んん…ふ…ん…んん」

何この身体が痺れる感覚…
すごく気持ちいい。
キスってこんなに気持ちよかったっけ?
キスしてるだけなのにアソコがジンジンする。

「とろっとろで、えー顔しとるなぁ。もっとする?」

「は、はい…気持ちいいです」

九条さんは私の反応にくすりと笑いまた、キスをする。
今度は私も九条さんの舌に自分の舌も絡めてみた。
九条さんの舌、あったかくて甘い香りがしてきて…
キスするのがこんなに幸せだったの?

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