スパイな彼女が殺し屋を誘惑したら、絶倫すぎて情報を掴めず任務失敗…?
とある施設でスパイとして育てられたローズは、初めての任務で最強の殺し屋と言われるハオシェンの弱みを探ることになった!バーで彼を誘惑しホテルに連れ込んだら彼は欲望剥き出しでローズに迫ってきて…壊れそうになるほど何回も絶頂を迎えさせられたローズは果たして任務を無事こなすことができるのか?
ローズは、小さいころに両親を失い施設で育った。そこは普通の施設ではなくスパイを養成するための施設だった。
ローズは素直で真面目な性格だったので折れることなく訓練に耐えそして、いよいよ初めての任務の日がやってきた。
任務の内容は、冷酷な殺し屋ハオシェンの弱みを探ること。
ハオシェンはその道では、知らない者はいない凄腕の殺し屋で恐れられる存在だった。
彼は冷徹で勘が鋭く、誰も彼に近づくことはできないと言われている。
ローズはなぜ、初心者の自分がこんな危険な男と接触し、弱みを探る任務を与えられたのだろうと不思議に思ったが、任務を引き受けこの危険な男に接触するため慎重に計画を立てていた。
ある夜、ローズはとあるバーに訪れた。
ハオシェンお気に入りのバーで近くにホテルもある。
ローズは胸を強調するような黒のセクシーなドレスをまとい、長い金髪は結い上げ、赤いルージュを際だたせる。
大人でセクシーな女性が好みなハオシェンの目を引くための完璧な装いだ。
バーの中は薄暗く、シックなジャズミュージックが流れていた。
ローズはふーと息を吐き、身を引き締めるとバーのカウンターに腰掛けハオシェンが現れるのを待った。
しばらくすると、彼が現れた。ハオシェンは体格のいい男で長い黒髪を三つ編みにして、背中に垂らしている。
彼の特徴的な細い目が、鋭い視線を放っていた。
その姿は冷たい風をまとっているようで、近寄りがたい雰囲気を醸し出していた。
ハオシェンはローズの隣に座った。そんなハオシェンにローズは心の中で緊張を抑えつつ、彼の方を向きにっこりと微笑んだ。
「よかったら一緒に一杯どう?」
ローズは微笑みながら、彼に声をかけた。
ハオシェンは彼女を一瞥し、すぐにバーテンダーを呼んだ。
そしてまたローズの方を向き口の端をあげ微笑んだ。
彼の笑みは冷たく、まるでローズの心を見透かしているかのようだった。
だが、ローズはひるむことなく魅力的な笑顔を崩さないよう心がけた。
「君は何が飲みたい?」
ハオシェンが低い声で尋ねた。
「モヒートを」
とローズは答えた。
「…モヒートか」
ハオシェンが低く笑った。
「ええ、キスする前に飲むお酒♡」
ローズはキスに含みを持たせながらハオシェンに囁いた。
ハオシェンはかすかな笑みを浮かべ
「モヒートを二つ」
とバーテンダーに注文した。
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