部下から恋人への昇格試験!?入れば合格!? (Page 4)

ひとつに繋がったまま、動かずに私が慣れるのを待っていてくれる黒崎課長。

きっと本当は、本能のままに動きたいに決まってる。

『我慢しないで…ッ…』

「いいの?」

『はい、黒崎課長の…好きに…動いてくだ…ッ…』

言葉を紡ぐより早く、黒崎課長はゆっくりと律動を始めた。

『っ…んッ…あぁぁあ』

僅かに残る痛みを感じながらも、律動を受け止める。

「そんなこと言われたら、俺、白石さんのこと壊しちゃうかも」

私の言葉で抑えがきかなくなったのか、黒崎課長は私の両腕を掴み取り、激しく腰を動かした。

『あっ、あっ、あっ…ぁああっ!』

繋ぎ目からはポタポタと止めどなく新しい愛蜜が溢れ出し、私の太腿を伝って床に零れ落ちていく。

視線を上げると、オフィスの大きな窓には繋がり合う私たちの姿が映し出されていた。

感じきって完全に女の顔をする私と、色気溢れる表情で腰を振る黒崎課長の姿。

気づけば痛みはカケラも無く消え去って、身体の中を痺れるような快感が支配し始めていた。

『くっ…うぅ…ん…あ、あぁ…っ』

互いの体液が絡み合ういやらしい蜜音が耳に響いて、それが余計に気持ちを高ぶらせた。

休む暇なく与えられる律動に、私の口からは甘い声だけが漏れる。

『ああ…も…ああ…ダメ…お願い……っ』

背中は仰け反り、ガクガクと膝が震え、上手く力が入らない。

イきそう…イキたい…。

このまま快楽の波に溺れてしまいたい…。

生理的な涙が溢れ、頬を伝う。

私の蜜壺は黒崎課長のモノを深々と呑み込んだまま、離すまいと吸い付いていた。

「何をお願いなの?」

『…ぁあ、も…ぁああ…お願い…イ、イかせて…くださ…いっ…』

「うん、俺もイきそう…一緒にイこうか」

グチュ、グチュと卑猥な水音を立てながら、大きなモノで何度も激しく最奥を突き上げた。
 

『ぁあああ…ダメぇ…っ…あああああ―――っ!』

悲鳴にも近い矯正と共に果てた。

「…っ」

黒崎課長も私を追うように、蜜壺の収縮に身体を震わせると、私の最奥へと白濁の愛をほとぼらせていく。

余すことなく注がれ、ナカが真っ白に染められる。

「白石さん」

余韻を噛み締めたあと、私からゆっくり引き抜くと、ぎゅっと抱きしめられた。

黒崎課長の上品な香水の香りとぬくもりに包まれる。

「加減できなくてごめんね。でも、テストは合格」

“愛してる”

耳元で囁かれた愛の言葉。

目も眩む程の至福の瞬間の訪れだった。

Fin.

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