部下から恋人への昇格試験!?入れば合格!?
会社で一人残り残業をしているところに思いを寄せる上司がやってきて、告白されて…。舞い上がっていると、突然の巨根カミングアウト。黒崎課長のモノが入れば合格!?夜のオフィスで始まる体の相性を確かめる恋人昇格テスト。
今日中に終わらそうと思ったけど、思ったよりも仕事多いな…。
ひと段落したし、残りは明日にして帰ろうかな。
残業を終え、デスクを片付けていた時だった。
「あれ?白石さんまだ残業してたの?」
『黒崎課長!お疲れ様です!なかなか終わらなくて。でもこのままだと朝になっちゃいそうなので、今日はもう切り上げようかと思っていたところです』
「新しいプロジェクトのやつだよな。白石さん頑張ってんね」
『せっかく頂けた仕事ですから』
「こうやってみんなが帰ってからもコツコツ努力する白石さん、好きだわ」
ドキッ…。
好きって、そういう意味じゃないのに、黒崎課長に言われると変に意識してしまう。
『ありがとうございます…。課長も残業ですか?』
「そう。さっきまで外回り。どうせ帰りを待ってくれる人もいない悲しい独り身なもんで」
『黒崎課長、こんなにもカッコいいのに…』
「白石さんに褒められると嬉しいな。白石さんこそ彼氏は?…って、こういうの言うとハラスメントになるんだっけ」
『いえ、そんな!私も悲しい独り身ですよ。半年前に彼氏と別れてそれっきり』
「へぇ…。今は恋愛より仕事?」
『そういうわけでは…良い出逢いがあるならって思ってますよ』
「そっか。それなら俺とかどう?彼氏候補」
『え…?彼氏候補!?』
「俺、白石さんに惹かれてるんだよね」
夢みたいだ。
黒崎課長から、こんな風に言ってもらえるなんて…。
『私も黒崎課長を素敵だなってずっと思ってて…なので、私でよければ…』
「ほんと?嬉しいな。俺、彼女ができても長続きしなくてさ…これから白石さんと上手くやっていけるか試したいんだけど」
『試す?試すって何を…』
「SEX。なんだかんだ綺麗事言っても、身体の相性って大事でしょ?俺、自分で言うのもなんだけど結構大きくてさ…痛がられるからお互い満足できないんだよ。白石さんには俺のがちゃんと収まるかなーって…。だから付き合う前にテストしない?」
戸惑う私を他所目に、黒崎課長の整った顔が近づいてきて、ゆっくりと私にキスをした。
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