栄養剤と間違えて媚薬を飲んじゃった! (Page 3)
「挿れるよ、綾乃」
ベッドにある引き出しを開けようとする一哉の手を取る。
「今日はつけなくてもいいから…」
一哉の手から避妊具の箱がぽろりと落ちた。
「綾乃がそれでいいならいいけど」
「ん、いいの。早く来て…」
勃ち上がる一哉のモノがぐっと蜜口に当てられ、蜜を存分に纏い一気に奥まで貫かれる。その刺激でまた絶頂感が体中を包み込む。もうどこでイキ終わったのかもわからない。
「ナカめっちゃ熱い。俺のきゅうきゅう締め付けて放そうとしないんだけれど」
「あっ、気持ちいの止まんない!あぁん、ああっ!」
子宮が下りてきて腰が重くなる。一哉のモノがぐりっとポルチオを抉る様に突き始める。視界が明滅した。終わらない快感がだんだん怖くなってきて、一哉の首に腕を絡めぎゅっと抱きつく。
「はぁんっ、一哉、一哉、キスして」
「喜んで望むところに」
激しい律動に揺さぶられながら舌をこすり合わせてキスをする。咥内のいいところも舌でくすぐられ、ポルチオも一哉の知っているいいところも全部擦られて、頭がくらくらする。もう、ずっとイッてる気すらする。きゅうきゅうと一哉のモノに媚びるようにナカは吸い付いて、もっと奥へ奥へと導く。
「はっ、もイク」
「奥、奥にいっぱいちょうだい」
ぎゅっと一哉の腰に足を絡める。ぱたぱたと汗が胸の上で弾ける。一際奥を突かれたとき今までの比ではない大きな絶頂が体中を走り抜けていった。
「あぁん、イクッ!あーーっ!」
「はっ、あ」
嬌声ともにナカがぎゅうっと締まり、子宮の奥に熱いモノが勢いよくたたきつけられた。
*****
「んっ、んぅっ」
眩しい光がカーテンの隙間から差し込み、私はゆっくり瞬きをする。
「あ、起きた?おはよう、綾乃」
「おはよう…。え、今何時?嘘、いつから寝てた?」
「今は朝の8時半。綾乃的に記憶はどこまで?」
「んーと、ベッド行って、お風呂入ってそのまま2回目で、ベッド戻って4回目の途中から記憶がない」
結局一回じゃ満足できず、おねだりして、意識がそのまま落ちて今か。腰が痛重い。でもこれは自業自得というものか。
「ごめんな、あんまりにも可愛いから抱き潰した。もっともっとってあんな切なげな声と顔でねだられて、ちょぉっと理性飛んだよね」
「出来れば忘れていただきたい…」
「可愛かったよ。ま、身体辛いだろうからもうちょっと寝てな。今日の朝ごはんは俺が作るから」
「起きるよ。朝ごはんは一緒に作ろう」
差し出された一哉の手を取って、起き上がった。
Fin.
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