夏の始まりに汗だくえっち (Page 4)
荒い呼吸を繰り返しながら体の痙攣が治るのを待つ。
快楽の余韻に呆けていると木島が汗ばむ体をくっつけ腕を回した。
「すき」
そういって甘える仕草に胸が愛おしさでいっぱいになる。
頭に手を置き撫でてやればこれまた気持ちよさそうに目を細めるのだった。
「私も、すき。でも」
「でも?」
「今日みたいなのは、もうだめ」
そういうと再び少年のような無邪気な笑みを浮かべ、反省しているのかしていないのか「はーい」という間延びした返事をした。
Fin.
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