夏の始まりに汗だくえっち (Page 3)

太く、反り上がるそれを目の当たりにして緊張と期待で胸が張り裂けそうになる。

安月は次に来る快楽に耐えるべく口をつぐんだ。

しかしそのときは一向に来ず、代わりに両手首が開放された。

「えっ…し、しないの…?」

ここまで来てまさかと思いつつ聞いてみる。

すると彼は少年のようにイタズラっぽく笑うと手を差し伸べた。

「今日はさ、立ってしてみない?」

「立って…?わ、わかった」

安月は横たえていた体を起き上がらせ木島の手を取った。

その間も昂った体では触れた手だけで期待に体が疼いた。

木島は安月に後ろを向かせ尻を突き出すよう指示をする。

言われるがまま指示された姿勢になると尻の間に竿を押し当てられゆるゆると擦られた。

腰をがっしりと持たれながら竿が秘部を刺激するのを感じていると、ふと顔を上げればとんでもないことに気がついた。

しかし抗議する間もなく強い圧迫感に口からは息が漏れた。

奥まで入ったのを確認すると腰が優しく、それでいて容赦なく弱いところを突き上げる。

「あっ…!あっ、き、木島…!…っ!」

「んー?どうしたの?」

「窓!まど!」

そう、窓だ、窓が開いているのだ。

しかも窓の目の前に立たされ、時折風で揺れるカーテンの隙間からはしっかり景色が見える。

木島は腰の動きを早めながら楽しそうに口を開く。

「うん、そうだね。安月ちゃんの声聞こえちゃうね」

「ひぁ…!だ、めぇ!やっ!」

容赦なく叩き込まれる快楽に声を我慢するのが精一杯で、自身の腰を掴む手をなんとか掴んだ。

奥に叩きつけられ一瞬呼吸が止まる。

声を我慢しているためまともに呼吸ができず苦しさと快楽で脳がおかしくなりそうだ。

すると腰を掴んでいた手が、今度は肩を掴み無理矢理胸を張る姿勢になる。

「安月ちゃん、いい子だからちゃんと呼吸して?」

耳元に懇願が降ろされる。

木島の吐息が当たり下腹部が甘く反応した。

「だ、だめ…隣の人に、きこえちゃ…っぁあ!」

話している途中なのにも関わらず動きを再開され嬌声が押し出された。

胸を張っているせいで当たる位置が変わり、新たな刺激に眩暈がしそうだった。

聞こえてしまうかもしれない状況に恥ずかしさと背徳感で埋め尽くされ、声を我慢していても興奮は冷めることがない。

木島の汗が頬を伝い安月の腰にポタポタと落ちた。

何度も中を擦られ足がガタガタと震え始める。

下腹部の疼きが限界に到達し、全身に広がる快楽が理性を破壊した。

「あっ!あっ!らめ、っ!いく!いくいくいくっ!」

「…おれ、も…い、きそ…ッ!」

木島は奥へ叩き込むように思いっきり腰を叩きつけると身を震えさせ、自身の欲を中へと吐き出す。

吐き出された熱が安月を煽り、彼女もまた体を大きく跳ねさせると深く果てたのだった。

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