失恋した私を遊び人と噂されている先輩が優しいエッチで慰めてくれて… (Page 4)

 
 ベッドに仰向けに寝かされ、スカートとショーツを取り払った素脚のフレームに、肩口が濡れてくしゃくしゃになったYシャツ姿の先輩が収まる。
 
 先輩の指は花園の入り口を確かめて遊んでいる。そこは迎え入れるものを求めて、嬉しそうに収縮を繰り返している。
 
 「指置いてるだけで入っていきそう」
 「そんなわけ、ぁ、ん…」
 「俺今力入れてないよ」
 
 その言葉が本当かどうかわからないが、どちらにしても、つぷりと入ってきた指先に全身が歓喜し始める。ナカをゆっくり進んでいく指先に、もっといい場所を触ってほしくて腰が勝手に動いた。先輩はそんな私を見て嬉しそうに目を細める。
 
 「ここがいいんだ?」
 「んッ、いい、…っ」
 
 そこをふにふにと優しく押されたと思ったらぎゅっと圧迫される。堪らず喉を反らすと、そこを食むようにキスが降ってきて、ナカがきゅんきゅんと指を締め付ける。
 
 「気持ちいいとこ教えてくれて偉いね」
 
 ご褒美のキャンディーのような甘い口付けを受け止めた自分の唇が、そのまま溶け出しそうに感じる。先輩に褒められるのが嬉しくて気持ちよかった。
 
 「んぅ、む、ぅ~~ッ」
 
 先輩の言葉からも快感を覚えていることに気づいたときには、私はまた絶頂を迎えていた。
 
 先輩は余韻で身を震わす私の頭を撫で、ナカを広げようと指を動かす。私はその手を掴んで先輩を見つめた。
 
 「どしたの」
 「もう、いいから、ほしい」
 
 スラックスの下で兆している先輩のそれで、早く火照りを鎮めてほしかった。
 
 「柏木さんは俺を困らすのも上手だね」
 
 眉尻を下げて苦笑する先輩を今日だけで何度も見た。先輩は膝立ちになってベルトを緩め、スラックスとパンツを引き下ろした。天を仰ぐそれに避妊具がつけられるのを、期待からかつい見つめてしまう。
 
 「そんなに待ち切れない?」
 
 そうかもしれない。否定も肯定もせず、薄く笑う先輩に私は起き上がって近付いた。
 

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