裏垢女子~ヒミツもカラダも暴かれて~ (Page 4)

「見て、すごいエッチな顔してる」

顎を掴まれ、俯いた顔を正面に向けさせられる。窓に映る女の顔はとろとろにとろけ、男から与えられる快感を悦んで受け入れている。初めて見る自分の顔に戸惑いつつも、情欲を覚えているのも事実だった。

執拗に転がされたクリトリスは主張を強め、過ぎる快感を逃がそうと腰を捩っても逆効果。貪欲に気持ちよくなろうとする身体は、その動きからも快感を拾い上げる。

「や、あ…ぁ…」
「嫌?ならやめようか」

弱点を責め続けた指がぴたりと動きを止めた。私は続きを強請るように腰を揺らす。

「は、ん…っ…」
「こら。勝手に気持ちよくなんないで」

峰さんは私の痴態を咎めるように、片手で腰を掴んで制止する。

「どうしてほしいかちゃんと言って?」

私の背に覆いかぶさった峰さんに甘い声を流し込まれ、耳を軽く食まれる。快楽の前に完全降伏した自分の顔が映る窓からは目を逸らせず、か細い声で要求する。

「峰さんに気持ちよくしてほしい、です…」

返事の代わりに峰さんの指が動き出す。爪が短く切られた指先でクリトリスを優しく弾かれ、腰が揺れるのを止められない。

「あッ、んン…」

ここまでの快感でふっくらと育ったそこを、ぬるぬると滑る指先で捏ねられ、柔く押し潰すようにして揺すぶられる。とどめのように乳首まで優しく転がされれば、じわじわと目の前が白んでいく。

「も、だめ、イっちゃう…」

腰がびくびくと震え、つま先に力がこもるのと同時に、指の動きも激しくなる。

「あ、ぁ、イク、ぅ~~~ッ」

脱力して息を整える私は、峰さんの熱い欲望を確かにお尻に感じていた。

「俺もヨクしてくれる?」

私は甘い声で尋ねる彼に向き直り、ベルトを外してスラックスの前を寛げながら、頭の隅で考えていた。いつかこういう日が来るんじゃないかと想像していたのは、恐怖からではなく、期待からだったのかもしれないと。

Fin.

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