泡姫を満たすものたち…風俗初体験の年下クンと本能のままに濃密エッチ
元彼の借金の影響で風俗嬢となった私はいつしかこの仕事の虜になっていて…。今宵訪れたのは年下の風俗未経験の男の子。不慣れだと思った彼も欲情したら獣のように私を求めて…欲望のままに求め合う男女の濃密なひとときを描いた物語。
『んあッ…あっ…』
薄暗い狭い室内。
「…はッ…」
聞こえるのは男女の喘ぎ声と、二人の交わる卑猥な水音。
「…ノアちゃん…ノアちゃんっ…」
男の口から何度も綴られる自分の仮初の名前。
私を求める男に応えるように、揺れる腰に腕を回した。
『あぁっ…はぁ…』
自分の上で激しく動くこの男は恋人でもなんでもない。
名前すらも知らない。
「もっ…イきそ…」
『んあ、あぁ、私もッ…』
男はさらに律動を早くした。
『…っ…っ…!!』
激しい行為。
少し痛くて苦しいけれど、こんな風に自分を求めてくれるのが嬉しかった。
「…も、無理っ…出るッ…!」
『中…出してッ…』
部屋に響き渡る水音は肌と肌のぶつかり合う音と共に、一層大きくなる。
『んあぁっ…!』
「くッ…」
身体がビクンと跳ねて頭が真っ白になった。
私の体内に注がれる熱い欲。
この瞬間がたまらなく好き。
男は全て出しきるように数回腰を打ち付けると、ゆっくりと自身を引き抜いて、荒い呼吸をしながらベッドに横たわった。
*****
「ほんと最高。ノアちゃん指名してよかった。また来るね」
身支度を終えたお客さんを見送る。
私は風俗嬢。
このお店はゴムなしの挿入も中出しも何でもアリで、お給料も他店に比べて高い。
過去に付き合った男性の借金の連帯保証人にされていたことがきっかけで働き始めた。
さっきの男が何度も呼んだノアという名前も、私のお店での源氏名で、本当の名前ではない。
最初こそ嫌で嫌で仕方なかったこの仕事も、環境がそうさせたのか、感覚の麻痺なのか、今ではこの仕事が私の心と体を満たしてくれる。
プルルル、プルルル…
狭いプレイルームに響く内線電話の音。
『はーい』
「ノアさん指名の新規客です。ご準備はいかがですか?」
『大丈夫です』
「ではお部屋に案内しますのでお願いします」
部屋の外でお客さんを待つ。
スタッフに連れて来られた目の前の客は、かなり若く見える男性だった。
『はじめまして、ノアです。こちらのお部屋へどうぞ』
「は、はい!」
『こういうお店、初めて?』
「はい、今日は上司の方に連れてきてもらって…それで、あのっ…風俗とか慣れてなくて…」
恥ずかしがる彼がなんだか可愛く思えて、滅多に来ない年下の男の子の新鮮な反応に身体の奥が疼き出す。
『とりあえずシャワーを…ッ!?』
突然壁に押さえ付けられる。
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