奥手な彼氏は嫉妬で狂う (Page 2)
「というか今日の下着初めてみるんだけど。黒なんて着るんだ」
だってゆきくん黒の下着とか嫌いそうだから
なんて言えずにいたら、ゆきくんが首元から鎖骨、胸元にとキスマークを付け出した。
「だめ、見えちゃう!」
「何言ってんの?見せるためにやってんだよ?」
そう言って隠せない所にまでキスマークをつける。
ピリッとした痛みがあるのに、付いた跡を見ると嫌じゃないのはなんでだろう。
「ほら、これで恵那ちゃんは僕のもの」
あっち見てごらん、と促されて移動させた視線の先には全身鏡。
「今日はこれ見ながらシよっか」
「え、なんで…」
「お仕置。その方が恥ずかしいだろうし、自分が誰のものか自覚できると思うから」
はい、座って、と全身鏡に映るようにベッドの端に座らされる。
自分でも信じられないぐらいとろんとした表情で、慌てて目を伏せた。
「んっ…」
脇の下からゆきくんの手がするっと入ってきて、私の胸を揉みしだく。
揉まれているだけじゃ全然気持ちよくなれないのに、揉まれている自分の姿があまりにも官能的で、変な気分になる。
「あれ?気持ちいいとこ触ってないのに顔がとろんとしてるけど?」
そう言われながら乳輪周りをなぞられる。
「あ、立ってきた」
「言わないで…」
「ちゃんと自分のえっちな姿見ないからだよ」
「っ…」
ちらっと鏡を見ると、赤くてぷっくりしていて、触ってほしそうにぴんと立っている。
「触って欲しい?」
耳元で囁かれる。
「触って欲しいなら言わないと、ずっとこのままだよ?」
「や…」
なんでやだなんて言ってるんだろう?
「じゃあ可愛くおねだりしてみてよ」
「…」
そんな恥ずかしいこと、できない。
そう思ってたのに、触って欲しくて熱くなっていて、勝手に腰が動いてしまう。
「ゆ、ゆきくん…」
「ん?」
「触って…」
「どこを触ってほしいの?」
ゆきくんはいじわるそうに目を細めて、私の乳輪をなぞる。
「ち、乳首を、触ってください…」
鏡越しにゆきくんと目が合う。
「どんな風に触って欲しいの?」
つんつんと指でつつかれる。
もちろんそんなので気持ちよくなれるわけがない。
「…指で、摘んで。くにくにしてください…」
「ん、いいよ」
「んぁっ」
やっと与えられた刺激は強烈で、今まで感じたことがないぐらいだった。
「ほんと可愛い…」
そんな言葉にも身体がビクッと反応してしまう。
「こっちはどうなってるかな…」
乳首を弄っていた手が太ももに下り、ゆっくりと中心に迫ってくる。
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