弱みを握られたことから始まる、硬派な先輩とのいけない関係
私は大学でサッカー部の清楚系マネージャーとして、一見充実した毎日を送っていた。しかし、実は性欲が人一倍強い私は、イケメンだらけのサッカー部で日々悶々としていた。そんな時、誰にも言えないエッチな習慣にハマる。ある日、いつものようにソレをしていたら、偶然硬派な夏樹(なつき)先輩にバレて…!?
「っ…」
「手が邪魔だな」
乳首を隠していた手を、おずおずと退ける。
「そう、綺麗だ」
誰もいないサッカー部の部室で、今日も私と先輩はえっちなことをする。
*****
私は夏樹先輩と、こんな感じで隠れてえっちなことをしている。こうなったきっかけを軽く話そう。
人よりもすこーし性欲が強く、すこーーーし顔が可愛い方の私は、大学ではサッカー部のマネージャーとして楽しい大学生活を送っていた。
そこら辺の女子大生と違って染めてない黒髪をポニーテールにしているのが好評なのか、他校の大学生からもナンパされるぐらいにはモテる。
そんな感じで清楚系マネージャーとして、部活の顔を担っていた。
しかし私は性欲が強い。イケメン細マッチョ男子大学生に囲まれて、毎日ムラムラしている。
別の部の美少女マネージャーは部員を侍らせてごにょごにょしていると噂があるが、清楚系マネージャーがまさかそんなことをするわけにはいかない。
そこで、私が思いついたのは…。
「ん…っ」
みんなが帰った後の部室。
「後は私がやっておきます!」といえば、もう誰もここに来ることはない。
まだ洗濯していないユニフォームの匂いを嗅ぎながら自慰行為にふけるのが最近の楽しみだ。
普通のユニフォームなら絶対無理だが、イケメンしかいないサッカー部。しかも最推しである夏樹先輩は、いつも爽やかな香りがして汗をかいても好きな匂いなのだ。
「ん、せんぱ…っ」
割とチャラめな当大学サッカー部の中では硬派な夏樹先輩。がっしりした逆三角形の背中に6パックの腹筋に抱かれるのを想像するだけで…。
「あ、ぁあっ!!!」
あっという間にイってしまった。
はあ、はあと荒い息を整えようといつの間に上を向いていた顔を戻すと……。
「…随分お楽しみだったな、マネージャー」
「…っ!?」
さっきまでオカズに使っていた先輩がそこにいたのだ。
「い、いつから…」
「さあ?忘れ物取りに来たら女の声がして、こっそり覗いたら俺のユニフォームを嗅ぎながら」
「や、やめてください!」
どうやら決定的な瞬間を見られていたらしい。
まあ今の私は服こそ着ているものの、Tシャツは胸の上までたくしあげてるしスカートもまくってるし脱ぎかけのパンツは脚に引っかかっている。
おまけに手にはしっかり夏樹先輩のユニフォームを握りしめているわけで、何も言い訳はできない。
いつもなら鍵をかけてるのに、今日に限って…。
「あ、あの…」
「ん?」
「ほ、他の人には…言わないでください!!!」
体勢を立て直し頭を下げた。
こんなことバラされてしまっては、マネージャー人生どころか大学生活が終わりだ。
しかし、先輩は何も言わない。
ダラダラと変な汗が流れる。
数十秒の沈黙の後、ポンと肩に手が置かれた。
「マネージャー、実はこういうことしたかったのか?」
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