王様ゲームで4Pセックスしちゃった話 (Page 2)

次の王様は私だった。

「1番と3番が1分間ハグ」

せっかくの王様ターンなので、やはりほどほどにエッチな命令にした。

当たったのは浩介と智也だ。

「いやー浩介怖い! 香奈助けてー!」

智也がオネェっぽい声色を作って香奈に助けを求める。

やはり、あくまでも、間違った相手と間違ったことをしなくていい配慮が行き届いている。

「わかったわよ。じゃあ代わる」

浩介と香奈は立ち上がり、ふたりが抱き合うのを男ふたりがキスしろだの浩介勃ってるぞなどとはやし立てる。

次の王様は智也だった。命令は3番と4番が1分間キスで、私と浩介だった。

「香奈、代わってよ」

「いいよ」

ってことで、着実に愛を育むふたり。

あまりにあからさまなので、視線を泳がせると、つまらなそうにしている圭と目が合って、圭は唇の端をほんの少し上げてにやりと笑う。

次の王様は浩介だった。

「2番が4番の乳首を30秒間舐める」

うわっ、それちょっとエロすぎ。

と思ったら、え?私4番…。

2番は智也だった。

「咲ちゃんごめん。でも王様の命令は絶対だからね」

智也は顔を真っ赤にして、声も上ずっている。

「もう、浩介ひどい。絶対仕返ししてやる」

そう言いながらブラのホックを外し、ニットを捲りあげる。

「うわっエロいおっぱい」

智也は私の横に座り、左の乳首を口に含んで、舌先でちろちろ舐めながらもう片方も指先で転がす。

「あっ…やっ…だめっ…」

そのまま押し倒されて、スカートの中に手が侵入してくる。

「やめて!」

ストッキングを下ろされ、ショーツの中にぬるりと指が滑り込んでくる。

「あんっ…」

「ちょっと咲、なにエロい声出してんのよ。もう30秒経ったから」

体を起こして、辺りを見回すと、なんとなく部屋の雰囲気がおかしくなっている。

「次行こ、次」

次の王様は香奈だった。

そして、命令は1番と2番が5分間別室に移動。

え、また私?

相手は圭だ。

「シャワーブースでいいよね。俺何もしないからさ、咲ちゃんしりとりでもしようぜ」

圭はあくまで傍観者という感じに落ち着いている。それでも、目は全然笑ってなくて、どう出てくるかが読めない。

「フェラチオ」

「え?」

「…しりとりだよ。エロい言葉限定で」

「おっぱい」

ネカフェの通路を歩きながら、馬鹿みたいにしりとりをする。

「イラマチオ」

「何それ?」

「じゃあ教えてやるよ」

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