年下オオカミがお腹を空かしているそうです (Page 4)

「だめっ、イッちゃう。あっあんっあ、イクのっ!」

「まだ、だめ」

ぱっと手を離された。とろりと指の間で糸をひく蜜をなめとり、直接蜜を舌で掬われる。反射で閉じようとした脚は手で押さえられ、より大きく開かされ深く舌を招き入れた。

零れる蜜をなめとられ、ちろちろとクリをなめられる。

「ひゃああっ!」

柔く唇で食まれ、ちゅっと吸われぞくぞくぞくっと背筋が震える。絶頂を捉えかけた体は従順に快楽を享受する。

どろっとまた大量に蜜が零れる感覚がした。舌先で掬った蜜をクリに塗るたくるように舐められて、羞恥と快感がぐちゃぐちゃに混ざり合う。びくっと腰が震えた。

「あ、ああんっ、ああ、あ、もう、イクッ!あ、あ、イクイク!あああぁっ!」

鋭い快感が背を走り抜け、鳥肌が立った。無理やり抑え込まれた快感は派手に炸裂した。ぷしゃあっと潮を吹きながら体中の力が抜けた。

「潮まで吹いて、エロいね。顔びしゃびしゃ」

「ミキちゃ…「幹人だよ」

呼びなれた名をぴしゃりと拒否される。真剣な顔で見つめられて変えないわけにもいかず、

「幹人くん…」

と彼の名を正確に紡ぐ。その言葉に満足げに彼は笑った。ぽろっとさっき言おうと思った言葉が零れ落ちた。

「もう、欲しい…」

「ゴムある?」

「あるよ、この辺に…」

ベッドサイドにある引き出しを開け、一つ取り出す。

「開けて」

そういわれパッケージを開けようとしたところで入り口の浅いところに舌が入り込む。イッたばかりの体には刺激が強く、指先が震えてパッケージがなかなか開けられない。

「あ、開けらんないっ、だめだめっ、そんなにしたらまたイッちゃう!」

「次は俺のでイかせてあげるから、頑張って」

聞こえたのはそんな無慈悲な言葉だった。仕方なく嬌声を飲み込んでパッケージを食い破る。

やっと出したゴムを渡すと蜜壺から口を離し、いきり勃つモノに被せていく。思ったよりもずっと狂暴そうな太く長いそれを見て、ごくりとのどが鳴ると同時に腰を少し引いた。

「逃げないで」

入り口にあてがわれたそれは狭い入り口をこじ開けはいりこむ。思った通りあっさりと受け入れたナカは待ち望んだそれをぎゅっと締めて、ぴったりと吸いつく。

最初からその形に作られていたかのように隙間なく吸い付いて離そうとしない。

「はっ、相性良すぎでしょ。こんな吸い付かれたの初めて。ヤバい、すぐイキそう…」

激しい律動が始まり、奥をがつがつと打ち付けられる。打ち付けられるたびにきゅんとナカが締まる。ぎゅっと幹人くんの首に腕を絡めた。

「千沙、千沙。ずっと好きだった。千沙っ」

切羽つまった様子で名前を何度も呼ばれ、胸がきゅっとする。一際奥を強く突かれ、ぎゅーっとナカが締まり、絶頂感がせりあがる。

「あ、あ、はあっ、イクッ!イッちゃう!」

「俺も、イキそ」

「あぁ、あ、あイクイクっ!あ、あっ、あーーっ!」

「っ…っ!」

びくっと震えた幹人君の体をぎゅっと抱きしめた。

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