年下オオカミがお腹を空かしているそうです (Page 3)

ベッドに完全に乗り上げた彼が私のパジャマのボタンを外していく。常夜灯の小さな灯りが肌を照らす。下着も何もまとっていない体があらわになった。

「チラチラ谷間が見える度どんな事考えてたか、千沙ちゃんは何もわかってない。想像で何回も脱がした。でも、想像より綺麗だ」

どういうリアクションをとるべきかがわからず、目をそらす。そのことについてはまるで気にしない素振りで鎖骨に噛みつく。

「いっつ…」

「痛い?次はもうちょっと弱くする」

「噛まないでっ、跡が…」

「キスマークよりは長く残るだろうね。これは首輪の代わりだよ。まあ、他の男が付け入る余地なんて残すつもりないけど」

私はうかつだな。彼はもう3歳の子供じゃないことも分かっていたつもりで、それでも面影を探して目の前を見落とすとか。

大きな手が私の胸に触れる。優しく触れているのに、時々強くもまれ、緩急をつけた愛撫が私の感覚を鋭くさせた。

「ふ、あっ…」

甘い声が漏れ、思わずきゅっと唇を結び声を飲み込む。そっと親指で唇をなぞられた。

「声、聞きたい。気持ちよくなってる声聞かせて」

ジンとしびれ、とがり始めていた胸の頂を軽くつままれ快感に息を詰める。

それを見逃す甘さなんてあるはずなく、軽く引っかかれたり、強めに押しつぶしたりと巧みに責め手を変えてこちらの反応をうかがいみている。柔く唇で食まれ、舌で転がされ、きゅっと甘くかまれた瞬間大げさなぐらい体が震えた。

「あ、あっ、そんなにしちゃあ、んっ、あ、あぁっ」

それに気をよくしたのか、より大胆に責めてくる。口の中で転がされ、あいてるほうは指先で弄ばれる。最近は彼氏もいなくて一人で持て余していた体には毒なくらいの快感だった。

すっかり力が抜けた太ももを撫でられる。撫でられるだけで、中心に触れる寸前で手を離される。じわじわと湿り気を帯びた秘部は新しい刺激をまだかまだかと待っている。

「もっとして欲しかったら、自分で脚開いて見せてよ」

頭の中で残っていた理性の欠片がストップをかける。欲しがる体と理性が頭の中でせめぎ合う。なかなか結論が出ず、動こうとしない私に焦れたのか触れるか触れないかぎりぎりのところで太ももを辿っていく。

先ほどまで実際に私に触れていた指先だ。あの時感じた感覚が理性を押し切り、おずおずと脚を開いた。

「大変よくできました。千沙ちゃんはいい子だね」

軽く割れ目をなぞられただけでぴちゃりと水音がする。あふれる蜜を掬った指先がそれを潤滑油にさらに速く割れ目をこする。爪の先が軽くクリに引っ掛かり、びくりと体が震える。

「あ、あっ、そこは…」

「もっと?欲張りだね」

「あ、ちがっ…、ああん!」

きゅっと軽くクリをしごかれ、声を上げた。弓なりにしなる背中。その背筋をなぞられ、がくがくと体が震える。親指と人差し指で擦られてまた一段快感が深くなる。よく知った快感が体で膨らんだ。

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