夫がお誘いを何度も断るのは〇〇顔が見たかったから (Page 4)

グチュッ
ピチャッ、クチュッ

｢ひゃ、あぁンっ｣
｢すごい濡れてる…もっとイきな｣

もう何度も達している紗奈は、ずっと肩で息をしていた。

絶え絶えに漏らされる吐息に、嬌声に太一はもうやめようと思ってもやめられなかった。

｢やっ、そんな、ナカだめっ、アっ、や、ああっ｣

《こんなに、やらしく体をくねらせて挑発するから止まれない…》

紗奈の体を熟知している太一は、ねちっこい愛撫で何度も紗奈を絶頂に導いていた。

やめてと紗奈に言われてもやめない、それどころか舌や指を増やす。

涙の滲む目で見られたら、太一はただのケモノにしかなり得なかった。

今も、指を二本ナカに沈めクリトリスを口で同時に嬲っている。

｢アッ、やあっ、も、っむりいいぃぃっ！〜〜〜ッ！｣

また大きく体をくねらせて脱力した紗奈。
ナカのウネリからイッたのは確実だった。

うなだれている紗奈をよそに、太一はベッド脇のラタンからソレを取り出す。

そして、紗奈の小さくとがった突起に取り付け、スイッチを入れたのだった。

｢ひゃっ、ぁぁアアアッ！ンやぁっ！なにっ、これ、ぇあっ！｣

｢クリトリスの吸引器だよ｣

大きく体を仰け反らせた紗奈が、秘溝に手を伸ばした。

だが、太一はその手を取り紗奈の開かれた脚の下に置いて、自分の両脚で上から押さえた。

紗奈は脚も手も太一の脚で固定されたのだった。
適度に体重がかかっており、紗奈の余力では退かすこともできなかった。

｢すごいよ。少しずつ…クリトリスが顔を出してる。赤くて小さくて可愛いな｣

｢あぁっ、んっ、はぁっ、あああっ｣

紗奈の蜜壺は、入口が大きく波打って口を開け閉めするものだから、太一はそこに釘付けだった。

ずっと、紗奈の事しか触っておらず自身には何も物理的な刺激はしていないのに、その剛直は硬さを失わないまま。

異常なまでに張り詰め、脈打っているソレに、太一も困惑が隠せなかった。

《これが、性癖ってヤツなのかな…》

太一は、欲望に抗うこともなくまた指を二本紗奈のナカに沈めた。

｢あアっ、やだっ、同時っ！｣

｢いっぱい気持ちよくなろうね｣

｢んやっ、やぁっ、ぁぁあああアッ！｣

紗奈の最奥を太一の中指が摩る。
そして人差し指は曲げられてGスポットを探り当てて擦ったり押したりする。

クリトリスの吸引もあって、すぐに紗奈の膣肉が痙攣し始めた。

《すぐイクんだなこれ。泣いてもうダメって言われても興奮しかしないって、相当だな…》

力なくベッドに横たわる紗奈を見て、太一は脚を退け紗奈を抱きしめた。