私に怒ったセフレが押し倒してきた!帰してもらえない私は朝まで好きだと教えこまれ… (Page 2)

「んっ、っはぁ…ああっ」

「中、あちぃー…っ」

今日は大也の家に残業終わりにお邪魔した。

デリバリーを頼んでいる間にお互いお風呂に入って、出前で取ったものをつまみながらお酒を飲む。

お腹を満たしたところで情事が始まる。

大也は前戯にも手をかける。

27にもなればある程度突っ込みたいだけの時期は過ぎてるんだろうけど…

大也はどっちかというとねちっこく責める。

大きく腰を動かさないでも子宮を揺さぶるし、細マッチョで筋力があるから突き当てるポイントもまたいい。

大袈裟な動きがないから体力が温存できるみたいで、3回戦は余裕でできる。

「あっ、待ってそこ、やばっい…あっ」

「ん?気持ち、いいか?…ここ?」

正常位で腰を持ち上げられて吊り橋みたいになってるんだけど、上向きに腰が打ちつけられて、Gスポットにもろに当たる。

「あっ、んっイくっ!」

「もっ、てかれる!俺も…っ」

私が先に上り詰めると、大也もイキそうだったみたいで激しく腰がぶつかる。

私の中でゴム越しにビクビクと白濁を飛び散らせた大也。

少しベッドで横になってから体を起こす。

いつも思うけど、このベッド高いんだろうな。だって、シててもギシギシ言わない。

マットレスも骨組みもしっかりしてるんだろうな。

私が大也に背を向け下着を手に取り身につけていると…

「なあ、柚依今日も帰るのか?泊まっていけばいいのに」

ベッドで寝そべる大也が不満気に言ってきた。

「んー…だってセフレの家に泊まるって、なんか違くない?」

私の腰に手を回していた大也の手がピクっとした。

「…はぁ?」

私は気にせず帰り支度を進める。

「今なら終電も余裕で間に合うし」

コップに入ったお水を飲み干しベッド脇のテーブルに置く。

その辺に散らばったトップスやスカートを取ろうと前屈みになり、手を伸ばしたのだけど…

腰に回されたままの大也の手によってベッドに逆戻り。

「ちょっとな「セフレってなんだよ。お前俺のことセフレだと思ってんの?」

大也の顔が…怒っている。

けどそれだけで怯む私ではない。

「セフレじゃないんなら何なのよ?私達お互い好きだなんだって、カレカノだなんて言ってないわよね?」

「…そりゃあな、最初は体から入ったけど。…俺はセフレで終わるつもりなんてない」

大也の目には怒りの色が見えている。

ただでさえ大きめの切れ長な目が私から逸らされない。

…眼光がすごい。

何秒か分からないけど、沈黙が流れた。

「セフレなんか俺、家にあげないよ」

「ちょっと、そんなことより帰りたいんだけど」

話を逸らして逃げようと思ったけど。

「嫌だね。帰さない」

余計に眼光を鋭くした大也が強引に私の唇を奪う。

「んっ、ひ…おやっ」

その接吻はいつもとは違った。

本能的にぶつけるでも、性急なわけでもない。

ただ、首元に回された手が、指に絡んだもう片方の手が、食べられるのではと思うほどに食らいつくそのキスが、私を求めていると表現していた。

まさか、セフレだと思っていたのは私だけだったなんて…

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