憧れの彼と夢の中で濃厚エッチ。丁寧な愛部でトロトロにされた後は、抜かずに再度求められて…。
手の届かない存在の彼に恋している私は、彼のことを考えては、エッチな妄想を繰り返す日々を送っていた。そんな時にSNSで『寝る前に食べると見たい夢が見れる』と噂のグミの存在を知り、今夜それを試してみることにしたのだった。
こんなの信じちゃって、我ながらバカだなぁ…。
そんなことを思いながら、夜寝る前の自室のベッドの上で、私は自分の手のひらに乗せた一粒のグミを眺めていた。
私は、同じ職場の上嶋さんのことが密かに好きだ。
まだあどけなさすら感じる、童顔な歳下の彼。
でもどこか色気を感じる柔らかい物腰と、爽やかな笑顔を見るたびにキュンとしてしまう。
だけど、同じ職場とは言え彼は他部署の人。
しがない派遣事務員の私は、たまに短い業務報告を受ける時に、短い会話ができたらラッキー程度の関係だ。
ろくに話した事もないくせに、気付けば彼を目で追って、彼のことばかり考えている。
最初は眺めてるだけでも幸せだった。
でも最近は、付き合えなくてもいいから一度だけ抱いて欲しい。
時にはエッチな妄想をしたりしながら、そんなことまで思うようになってしまった。
…なんて思っても、現実はそれすら無理そう…。
そんな時に、たまたまSNSで流れてきたこのグミの存在が目に止まった。
このグミ、『寝る前に食べると見たい夢が見れる』と、最近SNSで流行っているのだ。
嘘臭さ過ぎだけど、このグミ自体はただの桃味のグミとして、どこにでも売られている普通のお菓子だ。
特に危険なものではないだろう。
そう思って、手のひらに乗せた一粒を口の中に放り込んだ。
当たり前だけど特に変わったことはない。
なんの変哲もない、よくある甘さが口の中に広がるだけだ。
私は軽く口を濯いでから、ベッドに潜り込んだ。
上嶋さんとエッチする夢が見れたらいいなぁ…。
そんなことを思いながら、ゆるやかに意識を手放していった。
*****
「莉亜、ちゃんとこっち向いてよ」
優しい声でそう言われながら、頬をそっと撫でられる。
「上嶋さん…」
ベッドの上で、服を全て脱ぎさった上嶋さんに覆い被さられながら熱く見つめられている。
これからされることに期待して、アソコがキュンッと疼いた。
「ちゃんと名前で呼んでよ。彼氏なんだから…」
そう言ってふっと笑われて、ぼんやりとした頭で考える。
彼氏…。
あ、そうか私達、付き合ってるんだもんね。
「春希…」
そう呼ぶと、そっと唇を重ねられた。
「んっ…」
口内に彼の舌が入り込んできて、クチュッチュッといやらしい水音をさせながら、徐々に激しい口付けに変わっていく。
私も一糸纏わぬ姿になっていて、口付けながら彼を抱き寄せて、肌を密着させて温もりを感じた。
「あっ…」
彼の手のひらが私の胸を包んで、やわやわと揉みしだいてくる。
「エロい顔してる。可愛い…」
そう言って微笑まれて、幸せと快楽で頭がフワフワする。
優しくゆっくり胸を揉みしだかれて、気持ちいいけど、もっと強い快楽が欲しくなってモジモジしてしまう。
「あんっ…」
トンッと軽く乳首に触れられて、それだけでキュウッとアソコが熱く疼いた。
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