夜中に駆け付けてくれる優しい年下彼氏と素直になれない私のラブラブお風呂タイム (Page 3)
「大丈夫?立っていられる?」
彼は私を浴室の壁に押し付けた。
そして背後から勃起したものを突き入れてきた。
「あああっ!」
高い声がほとばしる。
彼の熱い塊に、脚の間から喉元まで一気に串刺しにされたみたい。
彼は私の腰をつかみ、体ごとぶつけてくるように激しく突き上げる。
「あっ!あ、や、だめ、そこ――ああ、いいぃっ!」
私はたちまち快楽に飲み込まれ、何もかもわからなくなってしまった。
そしてそのまま、彼に導かれるまま、何度も何度もめくるめくような絶頂に達した。
一時の熱情が収まると、彼はぐったりした私を支え、体を清めてくれた。
最後にふたり一緒にバスタブに入る。
私は赤ちゃんみたいに彼に抱っこされる格好になった。
ユニットバスの小さなバスタブにふたりで入るには、そうするしかない。
背中から抱きかかえられていると、不思議と安心する。
彼の鼓動が私の体の中にも響いてくるみたい。
「落ち着いた?」
変わらず優しい声で、なだめるように彼が言う。
「こういうのもいいよね」
「何が?」
「だから、がっつりエッチするのも気持ちいいけど、こうやって何もしないでただくっついてるのも、いいよねって」
「ん……」
彼はいつも、私が感じていることをよくわかってくれる。
私が言ってもらいたいことを、言葉にしてくれる。
どうして彼には、私の気持ちが簡単に読み取られてしまうんだろう。
それが何だか悔しくて、私は、つい、憎まれ口ばかり叩いてしまう。
「た、たしかに気持ちいいけど。別にきみでなくてもいいんだからね!」
彼はくすっと笑った。
「はいはい」
「なによ、子ども扱いするつもり?きみのほうが年下じゃない!」
「わかってるよ。ねえ、ベッドに行こう?俺、もうのぼせそうだよ」
そして私はまた、彼にたっぷり甘やかされてしまうのだ。
Fin.
かわいい
匿名 さん 2020年5月10日