彼が先生で私は生徒 (Page 2)
「もうやだ、絶対コスプレじゃん。そりゃ二年前まで制服着てたけどさあ!」
「制服なら紺セーラーだろ」
制服だった。丈の短い紺セーラー、赤いスカーフとセット。ただ正規品じゃないからかやや布地が安っぽく薄い。
「亮、何で白衣なの?」
「保健室の先生って白衣着てるイメージあるからネットで買った。医者も良かったけど、流石におもちゃの聴診器じゃカッコつかないし」
こだわりすぎじゃない?背筋に嫌な汗が伝った。もう逃げられない。
*****
「先生、なんだか熱っぽくて寝かせてください」
「そんな短いスカート履いてるからだろ。仮病はダメだぞ」
こつんと額を合わせられる。心臓がバクバクとうるさい。近い顔を見つめ返していいかどうかわからず、目をそらした。
「ちょっと熱いか?右のベッド使いな」
「はーい」
保健室のベッドは少し柔らかい。タオルケットを引っ張り上げながら、先生を見た。パソコンを見ていた先生は私の視線に気が付いたのか、こちらに目を向ける。
「どうした、そんなじっと見つめて。辛いのか?」
「え、あ、な、なんでもない!」
「眠れないなら、特別授業だ」
豪快にタオルケットをはぎ取られ、唇を塞がれる。触れるだけのキスはすぐ離れたけれど、またすぐに塞がれて、わずかに開いた隙間から舌が入り込む。舌を絡めながら先生の広い背中に腕を回した。唇が離れると舌先から唾液が糸を引いた。
「キス上手くなったな」
先生はそう言って袖口のスナップを外して、脇にあるチャックを上げる。裾から入り込んだ手が背中を撫で上げ、パチンッとブラのホックを外された。そのままセーラー服を脱がされて、浮いたカップに手が入り込む。
「あっ、先生手冷たい」
「お前の肌が熱いんだよ」
グッと胸をもまれ、とぎれとぎれの嬌声が上がる。あまり声を上げると聞こえてしまいそうで、きゅっと唇を噛む。そうでもしないと、声が抑えきれない。
「こら、唇を噛むんじゃない」
「でもぉっ、声出ちゃう」
「この時間は皆授業中で特別教室しかない特別棟なんてそう用があるやついないし」
「でも、具合悪くて誰か来たら…」
「鍵かけて外出中の札掛けといた。ほら、もう噛むなって。切れたら痛いだろ」
用意周到だ。言葉は優しいのに、手は休むことなく責めてくる。カリッと乳首を爪で軽く引っかかれる。ゾクゾクッと快感が背筋を駆けあがる。
「あ、先生、それだめっ!あんっ、あぁっ、んんっ!」
「嘘はダメって教わらなかったか?そんなトロトロの顔して、もっともっとってねだってるくせに」
ぎゅっと強めにつままれ、軽く擦られる。もう片方は口で転がされ、時々歯を立てられた。快感に少しの痛みが混じる。
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