執事に夜の手ほどきしてもらってます (Page 3)
ホックを外しチャックをおろす。テントを張って窮屈そうな大河のモノを取り出し、軽く口づける。先週やったことを思い出し、再生していく。勃ちあがるモノに舌を押し当て、太い血管をたどるように舐める。鈴口に滲むカウパーをジュッと吸い、ゆっくり咥える。舌を絡ませ、時々軽く吸う。
「はっ、とても上手ですよ雅様。くっ…」
快感に耐えるように、歯を食いしばる大河は色気に溢れている。胸を寄せ、大河のモノを挟みこむ。両胸を上下させ擦りながら、先を咥え込み歯を立てないように気を付けながらきつく吸った。
「あっ、出る。口で受け止めてくださいますよね、雅様」
小さな頷きと共に口の中で吐き出される精を飲みこむ。慣れない、この味は。塩味なんだか苦みなんだかよく分からない味がする。カロリーが高いと聞いたことがある。たとえローカロリーだとしても、あまり好きになれそうにない。
「ここから今週習得すべきことです」
そう、おさらいが終わっただけで、まだ始まったばかりだ。ドキドキしながら、次の言葉を待つ。大河が下腹部をゆっくりと撫でる。
「受け入れることになれましょう。痛いのは最初だけです」
「え、でも、やっぱり初めての方がいいんじゃ…」
「雅、俺の受け入れて」
普段とは違う呼び方、違う一人称にドキリッとする。ずっと言わなかった言えなかった言葉がごく自然にこぼれた。
「大河が好き。本当は結婚もしたくないの。大河以外の人とこういう事もしたくない」
「だからこそ、初めては頂戴。今だけは何も知らなかったあの頃みたいに」
「全部もらって、大河」
大河がグッとネクタイを解き、シャツを脱ぐ。触れた鼓動は信じられない位速くて、強く鳴っていた。重ねた唇が震えてるのは緊張からだった。
「はあっ、んっ、ふっ」
「雅…、雅」
キスの間に何度も名前を呼ばれる。呼ばれるたびに胸がぎゅっとする。唇が離れ、存在を主張したままだった乳首に吸い付かれる。自分でするのとは全然違う快感が走る。
「あ、ああっ!いいっ、あっ!」
カリッと軽く噛まれ、身体が弓なりに沿った。どっと蜜がこぼれる。乳首への愛撫はやめずに大河の指が愛液を掬い、クリへと塗りこんでいく。
「んぅっ、あ、あっ、はあっ」
自分でしていたのとは全く違う快感に甲高い嬌声を上げる。乳首から唇が離れ、再びキスをする。避妊具を着けた大河のモノが入り口を擦る。その大きさに思わず腰が慄く。
「力を抜いて、ゆっくり息を吐いて、ゆっくり息を吸う。最大限優しくするけど、痛かったら爪を立ててもいいから」
「痛くてもいい。もう欲しい」
ぎゅっと大河の背に腕を回した。
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